ユーロ大荒れ 息子大暴れ

ここ数日でびっくりするほどユーロが変動しています!ここまで下がるとは・・・。この間までははらはらしながら高騰するグラフをみていましたが、数日前からすとんすとんと下がる下がる。こんなグラフは久しぶりに見ました。私はイタリアではユーロ、日本では日本円をなるべく換金しないで使っているので(あ、当たり前か・・・笑)、FXなんかをやっている人に比べると、損益はさほどないのですが、それでも物価の感覚としてこちらで買い物をするときすぐに日本円でに換算したくなるので、今までの150をかけて計算していたものを(ユーロになった当時は100で計算できたのにね)170にして計算するのは辛かったのです。170かけるということは、感覚的どんぶり勘定的には「およそ200」になってしまうので、何でもちょっと前の倍になっちゃうんですよね。イタリアに遊びにくる知人友人生徒たち、みんな口にするのは「あぁ、高ーーい」でした。一昔前はみんな「あーやっすぅうううう」って叫んでいたのにね。でもユーロがこのまま黙って下がっているわけはないと思うので、すぐに底ついて上がってきちゃうんでしょうね。

e0056670_803827.jpgしかしそんなユーロの暴落グラフなんか呑気に見ていられるのも深夜だけ。来月で2歳半になろうという息子は日に日に激しくヤンチャになってきました。先週は夜中に救急病院に駆け込むという事態に。昼間、お友達と楽しく遊びすぎたからか、夜中近くまで寝かしつけても眠らず興奮状態。キャッキャキャッキャの大騒ぎで、ベッドの柵をよじ登って器械体操。危ない、いい加減にしなさい!と怒鳴っても効き目がないので、知らん振り決め込んで寝た振りしてみたら、ずってーん!!見事に鼻から床にダイブして鼻血が床にドバドバ。みるみる腫れ上がる息子のおでこと唇。鼻も腫れ上がってきたのでタクシー呼んで救急に走りました。鼻から転んで鼻の骨折った人の話もよく聞くしね。私は自分の顔のウイークポイントが鼻だと思っているので(うーん、まあこれが個性ともいえなくもないが、とほほ)、息子の鼻までへしゃげちゃかなわん、いやそれよりもっと大事だったら洒落にもならない!ということで救急に行ったわけです。少々待たされて問診のあとレントゲン撮影、息子も自分のおふざけが過ぎて大事になってしまったことを自覚しているようで、しょんぼり。幸いにして鼻の骨は無事。鼻全体が青紫の内出血になってしまった息子を抱えてほっとして帰宅しました。

e0056670_8314533.jpgそれにしてもイタリアの救急は親切です。イタリアは、救急は全て無料、保険の有無に関係なく、外人も皆救急は無料です。そして救急というのは夜間だけではなくて急に医者にかかる場合は日中でも全て救急なんです。ですから息子も夜中の診察もレントゲンも無料、念のために翌日日中に再度来なさいと言われて受けた診察も無料でした。こちらでは保険に入ったらまずホームドクターがあてがわれて、なにか不調のときは予約してその先生にいって、そのあとまた専門医を紹介していただくシステムなので、急な熱とか怪我とかだと、救急にかかる割合が大変多くなります。それが全て無料なのですからすごいです。そしてなによりお医者さまたちがしつこいほど丁寧です。救急でもすごく丁寧でした。出産のときも感じたのですが、お仕事というより、人間として接してくれている感じがいつもします。イタリアってほんと、だめだめなところがいっぱいあって大変な国なんですけど、基本の人間として生きるという面においては、大好きな国です。そういえは先日アレッサンドロも言っていました。「AKIは子供もいて日本でも仕事をしていて、これから先、どっちで子育てするんだい?」「それが私の一番の悩みなのよね」「絶対イタリアで生きるべきだ。人生はイタリアが一番。僕は10年フランスで仕事をしてきたけど、フランスのほうがずっとイタリアより仕事はしやすいし、問題も少ないけど、僕はイタリアの生活のほうがが絶対いいと思うんだ」とね。彼はそのイタリアの生活のためにベルリンフィルを断ったというではないの。そんなにイタリアの人生ってすばらしいのかしら、、、。でも今の私はちょっとだけ彼の言い分が理解できるようになってしまいました。ほんと、イタリアって日本に比べても面倒なことばかり、何事も前に進むのにいちいち時間がかかるんだけど、生きるのに最も大事なものがあるようなところんだんだよなぁ・・・・。

今日はなんだか話が脱線しまくりですね。息子はすっかり元気で、今日なんて「びょういんいくーびょういんいくーー」と鞄もって出かけようとしていました。女医さん美人だったもんねぇ。でもママはもうしばらく病院はいいや。

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by kuroakinet | 2007-08-17 07:37 | ミラノ日記
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