息子はバレリーノ?

帰国を前に、真っ黒に焼けた腕をみて困っているクロアキです(笑)。イタリアだと焼けているのは優雅な勲章、どれだけ焼けたかがその夏のバカンスの充実度をあらわしているわけですが、日本だとこんがり焼けているピアニストもこんがり焼けた先生も審査員もお見かけしませんよね。私は8月はいくつかのコンサートとレッスンと審査のお仕事なので、あんまり真っ黒なのもなんだかねぇ。ま、いっか。

このところローマ歌劇場のコレペティのフランチェスコと急に4手ピアノを始めることになり、暑いなかイタリア伊達男?と寄り添って練習したりしています。このフランチェスコは、イタリアを代表する歴史的バレリーナ、カルラ・フラッチ(彼女の名前が香水のブランドにもなっているくらい)とたくさんの仕事をしてきた人で、彼の仕事場にはカルラとの公演のポスターなどがたくさん貼られています。今、彼が考えているのは4手ピアノとローマ歌劇場のバレリーナたちとのコラボレーションだそうです。それってなかなか面白そう!たとえば春の祭典とか、牧神の午後とか、サティやバーバーや、たくさんの可能性がありそう。前回あわせてみたのはドビュッシーの遊戯でした。

バレエといえば実は私は子供時代にくるみ割り人形のクララ役をやったことがあるし、妹に至っては相当本格的にバレリーナを目指していたのに、身長があまりにも高くなったためにフルートに転向したという過去があります。しかもなぜか義母は現在フラメンコ修行中で、踊り好きな家系のせいか、うちの息子は1歳のころから変態じみたバレエ好きとなってしまいました。今でもほぼ1日中変な創作ダンスを踊っており、先日なんて焼肉パーティの途中、もくもくと立ち上る煙をみて「ママ、ママ、バレエみたい!みてみて!」と驚喜。バレエはすばらしい芸術ですけれど、朝から晩まで3歳の息子が鏡をみてポーズを研究して布をひらひらさせて踊っているというのはやっぱり何かおかしい、、、、
この先フランチェスコとバレエとピアノのコラボレーションが始まっちゃったら、、、、と思うとちょっと怖いので、そろそろ別のことに興味を持たせたいところなのですが。

そんな息子も9月からイタリアの幼稚園が始まります。このつぶやきでは私も普段は楽しいイタリアの生活のことしか書いていませんが、子供が生まれてからというもの、人種差別や海外での教育のことで悩むことがたくさんあります。これからはちょっとずつそんなこともここで書いたりするかもしれません。人生常に新たな課題が降りかかってくるものです。

さて、もう数日でまた飛行機です~ 日本でお会いしましょう!チャオチャオ~!!
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by kuroakinet | 2008-07-28 09:32 | ミラノ日記
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