子連れ狼 旅三昧~~~

ご無沙汰です。
先月からずっと旅つづきでした。サルデーニャ、ローマ、ペスカーラ、フィレンツエ、トスカーナ、ヴェロナ、と子連れであっちゃこっちゃ旅三昧。旅行中は信じられないくらい天候に恵まれたのですが、帰ってきたとたんにこの雨。風邪ひかないように気をつけなければ。

先月のサルデーニャはまるで夏の陽気、暑いだろうと思って薄着で行ったのですが、それでも暑くてタンクトップで十分でした。いろいろな出会いに恵まれ、美味しいものをたくさん食べて呑んで、弾いて、しゃべって、楽しんできました。忘れてしまわないようにちょっとずつ写真を貼っておきますね。
e0056670_62859.jpg

サルデーニャはカリアリの音楽祭SPAZIO MUSICA。20年続いている現代音楽祭だそうです。ブソッティの新作初演のほか、望月京さん、田中吉文君の曲、そしてシェーンベルクのカンマーシンフォニーピアノ独奏版を弾いてきました。

どうやら私のコンサートの翌々日にノーノの作品が演奏される予定で、そこにシェーンベルクの娘であり、ノーノ 夫人でもあるヌリア・ノーノが来るからということで組んだプログラムでしたが、やっぱり来られませんでした。(やっぱりというのは数年前に、日本でも同様の機会があったのですが、お怪我かなにかで来られなかったので)
ブソッティの新作は声や身振り、即興を交えたものでしたが面白く出来上がった感触がありましたし、田中君の作品も望月さんの作品も、プロディーサーや聴衆にとっても喜んでいただけました。コンサートに来場していたジャズミュージシャンが、とても感動したからと翌日のマスターコースに参加してくれて、即興で共演してくれたのもサプライズ!でした。

e0056670_8381089.jpg


サルデーニャということで、日本の沖縄みたいなかんじかなーって思って出かけたのですが、カリアリはすごく文化レヴェルが高くて、連日の現代音楽や前衛音楽のコンサート、ライブも満員のお客様で驚きました。コンサートの前後、二日間にわたってカリアリのコンセルヴァトーリオでマスターコースをやりましたが、生徒さんたちと一緒に図形楽譜を解読して最後に共演したのも、本当に楽しかったです。

e0056670_8475354.jpg

しかし、楽しいとはいえ、仕事や旅行に子連れで動くのは本当にキッツイです。ただでさえ、衣装や楽譜やマスターコースの資料や、本番靴、メイク用品などいろいろ持っていくものがあるのに、子連れのときはスーツケースの半分以上が息子の着替え、滞在先でおねしょされては困るのでオムツ、すぐに汚すのでタオルや大量の着替え、外食時の子供用食器、それにくわえてミニカーやら絵本やらお気に入りの人形やら、どうでもいいガラクタ、いざというときの秘密兵器DVDプレイヤーまでもっていかなければなりません。これも私に課せられた試練なのだー、私の人間もこの経験で豊かになるんだわーと思い込もうとしても、ときどき泣けてきます。泣けてきたときに限って、「ママーもう僕歩けないー、抱っこー。おんぶー。」って言うんですよね。入園したばかりの幼稚園休ませて、こんなところまでつれてこられて、うちの息子もきっとストレスなんだわ、ごめんね、息子よ、と思いながらついおんぶしてしまうおろかな母親でございます。でもあまりにも美味しいものを食べ過ぎてるからこれくらい負荷をかけて歩いてちょうどいいのかな???
[PR]
by kuroakinet | 2008-11-04 06:35 | ミラノ日記
<< 地獄の門 ブソッティ新作 >>