カテゴリ:ミラノ日記( 59 )

ブソッティ新作

来週はサルデーニャ島カリアリの現代音楽祭でリサイタル。ブソッティが日本を訪れた記念に、と書いてプレゼントしてくれた楽譜を初演することにしました。
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by kuroakinet | 2008-10-01 19:34 | ミラノ日記

ミラノの幼稚園

夏の帰国中は、またまたすっかり皆さんにお世話になり、ありがとうございました。
夫のロストバゲージやら、息子の40度の発熱やら、毎度、旅にトラブルはつきものですが、なんとか予定通りの便でミラノに戻ることができました!

さてさて、3日前より息子の幼稚園が始まりました。日本でも一時預かりでいくつかの保育園を体験しましたが、イタリアの幼稚園はまたいろいろと雰囲気も決まりごとも違っていて、面白いです。私たちはうちから徒歩7分くらいのところにある、ごくごく一般の公立の幼稚園に決めましたが、これがなかなかよい幼稚園にあたったなぁという感じ。縦割りクラスで3歳から6歳の子供たちが同じ教室で遊んでいます。ひとつのクラスに二人担任の先生がいます。

写真はポレンタ粉(とうもろこしの粉)の砂場で遊んでいるところ。これもイタリアならではですね。なかなかいいアイデアだと感心。床にこぼれても簡単に掃けるし、掃いたついでにごみもとれるし、口に入れてもわるいものではないし。しかも安いものですし。毎月の月初めに、それぞれ1キロのポレンタ粉をもってくること、といわれました。ポレンタ粉以外に、月初めに持っていくものは紙コップ数十個のパック、ペーパータオル、ウエットティッシュ。幼稚園のお月謝は、収入によっての審査なのでまだいくらか知らないのですが、公立ですからお安いもの。でも幼稚園の備品はみんなの寄付でまかなっているようです。他に、先生が子供たちの写真を撮りためてくださって、それを任意で時々30ユーロで購入し、それが寄付金代わりになるというしくみ。ここは日本に比べて本当に各家庭経済レベルの格差が激しいし、こういうのはなかなかよいしくみだと感心。

うちの息子の幼稚園は縦割りクラスなので、既に去年から続いているクラスに、卒園者の数だけ入園者が毎週2,3人ずつ入っていきます。入園式のようなものも特にないので、先生が「新しいお友達よ」と軽く紹介しただけで初日が始まりました。

入園準備は驚くほど丁寧で、初日は親の付き添いのもと、午前のみ1時間半体験。二日目は私は建物内の教室から少し離れたところに座って、遠巻きに観察しながらやはり1時間半。3日目の今日は、「お母さんは外で1時間時間をつぶしていてください」ということで、親なしで1時間半。明日はそれが2時間半になり、一週間目の来週の火曜から、給食の時間までやってみましょうということでした。これで最短。ママの後追いが激しい子、すぐ泣いてしまう子などは1ヶ月かかる場合もあるそうです。うちの子なんて、あちこち転々としているせいか、まだまだイタリア語も不自由なくせに、全く泣かずに順応しているので、もうさっさと今日からでも終わりの時間まででも大丈夫そうなのに、丁寧に丁寧に時間を延ばしていくところは、イタリアならでは。

出産のときにも、こちらの病院の初診で1時間近くご親切な医師に体調について質問攻めにされて、対応が丁寧というかしつこいというか、日本との差をつくづく感じたのですが、イタリアって、空き巣が入っても警察は全く見回りにさえ来てくれないようないい加減なところなのに、時間かけたり大事にするところが違うわねぇ。

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今日はたったの1時間半でしたが、はじめて息子を公共の施設に堂々と預けることができて、堂々と自分のフリーな時間ができて、思わず空を見上げてああー自由な時間だ!!!と深呼吸してしまいました。夫婦で曜日や時間帯の決まっていない仕事なので、この地ではなかなかどうしても定期的なベビーシッターなどをお願いすることもできず、どこへ行くにもつれて歩いて、の3年間でしたから。ママ友達先輩ににこのなんともいえない開放感を語ったらみんな「そうでしょーー!!」と強く相槌を打ってくれるので、やはり世界中のママたちにとって、幼稚園の始まりは大きな転機なんでしょう。

来月はサルデーニャの現代音楽祭でリサイタルとマスターコースがあるのですが、給食が始まったらもう朝から夕方まで思い切りさらえるし、ブソッティの新曲初演もあるので、幼稚園の帰りにそのままブソッティ邸に直行しようっと!!いやー大げさだけど、人生再出発に近い感覚です。
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by kuroakinet | 2008-09-18 23:28 | ミラノ日記

息子はバレリーノ?

帰国を前に、真っ黒に焼けた腕をみて困っているクロアキです(笑)。イタリアだと焼けているのは優雅な勲章、どれだけ焼けたかがその夏のバカンスの充実度をあらわしているわけですが、日本だとこんがり焼けているピアニストもこんがり焼けた先生も審査員もお見かけしませんよね。私は8月はいくつかのコンサートとレッスンと審査のお仕事なので、あんまり真っ黒なのもなんだかねぇ。ま、いっか。

このところローマ歌劇場のコレペティのフランチェスコと急に4手ピアノを始めることになり、暑いなかイタリア伊達男?と寄り添って練習したりしています。このフランチェスコは、イタリアを代表する歴史的バレリーナ、カルラ・フラッチ(彼女の名前が香水のブランドにもなっているくらい)とたくさんの仕事をしてきた人で、彼の仕事場にはカルラとの公演のポスターなどがたくさん貼られています。今、彼が考えているのは4手ピアノとローマ歌劇場のバレリーナたちとのコラボレーションだそうです。それってなかなか面白そう!たとえば春の祭典とか、牧神の午後とか、サティやバーバーや、たくさんの可能性がありそう。前回あわせてみたのはドビュッシーの遊戯でした。

バレエといえば実は私は子供時代にくるみ割り人形のクララ役をやったことがあるし、妹に至っては相当本格的にバレリーナを目指していたのに、身長があまりにも高くなったためにフルートに転向したという過去があります。しかもなぜか義母は現在フラメンコ修行中で、踊り好きな家系のせいか、うちの息子は1歳のころから変態じみたバレエ好きとなってしまいました。今でもほぼ1日中変な創作ダンスを踊っており、先日なんて焼肉パーティの途中、もくもくと立ち上る煙をみて「ママ、ママ、バレエみたい!みてみて!」と驚喜。バレエはすばらしい芸術ですけれど、朝から晩まで3歳の息子が鏡をみてポーズを研究して布をひらひらさせて踊っているというのはやっぱり何かおかしい、、、、
この先フランチェスコとバレエとピアノのコラボレーションが始まっちゃったら、、、、と思うとちょっと怖いので、そろそろ別のことに興味を持たせたいところなのですが。

そんな息子も9月からイタリアの幼稚園が始まります。このつぶやきでは私も普段は楽しいイタリアの生活のことしか書いていませんが、子供が生まれてからというもの、人種差別や海外での教育のことで悩むことがたくさんあります。これからはちょっとずつそんなこともここで書いたりするかもしれません。人生常に新たな課題が降りかかってくるものです。

さて、もう数日でまた飛行機です~ 日本でお会いしましょう!チャオチャオ~!!
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by kuroakinet | 2008-07-28 09:32 | ミラノ日記

防犯装置

みなさん、ご心配おかけしましたーーー
空き巣事件の対策として、数日間の工事をへて
光センサーの防犯装置が、窓全面外側内側と
玄関、廊下、に張り巡らされました。

外出時と就寝時にスイッチを押すのですが、
スイッチのあと2分後から作動し、
人の動きがあって2分以内に暗証番号を入れないと
けたたましいサイレンが鳴るわけです。
夜中水が飲みたくなったり、トイレに行きたくなったりしても、
自分の動きでサイレンを鳴らしちゃいそうで、
それが怖くてものすごい勢いで暗証番号を押しに走るのですが、
これがわれながら滑稽で滑稽で・・・・笑。
2分間は大丈夫ってわかっていても、
泥棒みたいに、忍者みたいに、爪先立ちで小走りに動いてしまう。
小心者のとほほなわたし。
泥棒よりセンサーが怖い、今日この頃(泣)。


そんな中、先週はミラノサローネで、
ここら一体は世界中からの来訪者で大賑わいでした。
観光客モードで少し見て回りましたが、
ゾーン一体が巨大展示場のようになっていて、
ぶらぶら散歩しながらふらっと角をまがると、展示場、また曲がると展示場。
夫もミラノ在住12年だというのに一回も見に行ったことがないというので
息子と3人、一家で物見遊山をしてきました。

展示場、街角の様子については友人のブログをご覧ください!


世界中からのデザインの集結、規模の大きさ、そして関連展示の気楽さ、などから
丸の内のラフォルジュルネを思わせました。
私も二年続けて、ラフォルジュルネの関連イベントに出演しましたが、関連イベントを
取り仕切っているお世話になっている事務所の社長が、丸の内一体が
音楽に包まれる丸の内音楽祭のようにしたい、とおっしゃっていました。
美術やデザインにはズブの素人である私が、子連れでミラノサローネ関連展示を
ぶらぶら回る感じは、丸の内でウインドショッピングしながら無料コンサートをはしごする
感じにかなり近いのではないかな?

残念ながら今年のGWはイタリアに残っていなければならないので、
参加できないのですが、丸ビル35のピアニストたちが登場します。
今年のGWもきっと丸の内は大盛り上がりでしょうね!


というわけで、今日も防犯装置をオンにしてから出かけるのを忘れないように。と。
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by kuroakinet | 2008-04-22 23:12 | ミラノ日記

クロダ・アキス?

どうも、お久しぶりです~
ミラノはなんだかすごく寒いです~
日本はあたたかいのかな?

本日のアホなタイトル、なんのこっちゃと思われたでしょうか?
実は先々週、ミラノの我が家に空き巣が入り、
日伊使用の夫婦それぞれのパソコン4台とDVD観賞用のと、合計パソコン5台と
やはり日伊それぞれの携帯4台盗まれちゃったんです!

そんなこんなで、しばらくは通信手段が絶たれてました。
ずぼらなわたしは携帯の番号をバックアップしていませんでしたので、
ほぼ全員の番号をなくしてしまいました。
こちらでも毎日のように知人友人に会うたびに番号を聞いて暮らしています。
きっと日本の携帯の方がかなり長い歴史があるので、
次回の帰国でも相当困ることでしょう、、、、。

やっとこちらで新しいPCと携帯を購入し、日本語の設定もして、
大掛かりな光センサーの防犯装置もとりつけ、
鍵も全部かえて、通常の生活にもどりました。


ってことで、このつぶやきを読んでくださったかた、
是非直接メールで番号をおしえてくださいね。
これから原始的手法で、手帳に手書きで電話番号整理しようとおもいます。

ってことで、泥棒事件の顛末はまたゆっくり書きますね~



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↑ぺスカーラシンフォニーとシェーンベルクのピアノ協奏曲リハーサル中
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by kuroakinet | 2008-04-17 20:24 | ミラノ日記

またまたブソッティなど

またまたブソッティのお話です。
日本での一連のブソッティシリーズの中に、ブソッティのすごい図形楽譜「自動トーノ(Autotono)」をみんなで一緒に演奏しようワークショップ!が企画されていますが、その楽譜はこんな感じです!!
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ほかにもっと見たい方はこちらも見てください。ブソッティが下絵を描いた上に、ブソッティの実のおじさんで画家のトーノ・ザンカナーロが絵を描いた図形楽譜です。

我が家のピアノの上にこの楽譜をどんと置いていたのですが、ドイツから泊り込みでレッスンにきたピアノの生徒がそれを見つけて「なんですか??これーー??楽譜ですか??」と怪訝な顔。そう?興味在る?じゃあ今晩この絵を演奏するコンサートがあるから一緒に行きましょうよ・・・
というわけで、うちから歩いて5分、大きな道路を隔ててすぐのところにある友人で建築家フェラーリの家で、MDIアンサンブル5名によるブソッティ作品の演奏を聞いてきました。

「3人で(Per Tre)」ピアニストと二人のアシスタントのための(1959)
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Sylvano Bussotti: Sette Fogli "Per Tre Sul Piano Per 3......"
(c)Universal edition

この、写真の3人での演奏が最初で、もちろ「Per Tre」だったのですが、とても繊細で音楽的な演奏でちょっと感動してしまいました。ドイツからのピアニストもなにやら感激している様子。
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「自動トーノ(Autotono)」は7枚の楽譜(絵)をお客さんに配りながらの演奏。こちらも、どこをやっているのか、かなり絵を見ながらわかりました。これは日本のブソッティ期間がとっても楽しみです。

何かとスキャンダラスで謎めいたイメージのブソッティですが、彼の若い頃の映像を見つけました。C'è musica e musicaという、1972年にべリオが製作した音楽啓蒙番組。キャシーバーベリアンと声の可能性について話している回で、若き日のブソッティが8分くらいのところからインタビューを受けています。いやーすごい、当時のイタリアの雰囲気ぷんぷんで、ブソッティ氏の格好もすごいので、ちょっと見てみてください

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シルヴァーノ・ブソッティ(Sylvano
Bussotti)は、1931年フィレンツェ生まれのイタリアの作曲家。フィレンツェの音楽院で学んだあと、パリでM.ドイッチェに作曲をまなび、ブーレーズと親しく交流し、ケージの偶然性の音楽に大きく影響された。ローマでは武満徹とも親しく交流し、武満より日本に招待され初来日したほか、武満はブソッティの誕生日のためにギターの小品を作曲しているほどだ。幼少にはヴァイオリンを弾いたが、現在はピアノをよく弾く。現在はもっぱら作曲が主だが、過去には、クラシックのオペラやバレエの振り付け、演出をよくし、自身のオペラに自ら出演し歌うこともあった。自らの絵の才能を生かした独特の図形楽譜はよく知られていて、オルセー美術館で、ゴッホの傍らに彼の作品が飾られたことを誇りとする。イタリアの左翼系インテリの筆頭だった時期もあり、現代詩人ブライバンティとひとしくゲイ文化を象徴する存在であり、作品には退廃的で甘美な官能性と肉体性があふれている。ヴェネチア・フェニーチェ劇場、トーレ・デル・ラーゴの芸術監督もつとめた。近年再評価が高く、しばしば演奏される機会が増えてきている。

ブソッティ来日情報詳細はこちら
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by kuroakinet | 2007-12-10 11:08 | ミラノ日記

ミラノ→東京→佐賀→ミラノ→ローマ→パリ→東京→ミラノ

e0056670_21253121.jpgご無沙汰です!すっかり秋ですね~
前回のつぶやき以降、日伊往復を二回と欧州内での小旅行なんかもあって、久しぶりに自宅に戻るとすっかり紅葉してしまいました。紫蘇から紫蘇の実が、サラダ菜の花ももう種になり、真っ赤な枯葉は掃いてもどんどん舞い落ちてきて掃ききれないので、しばらくは枯葉の赤いじゅうたんを楽しもうかな。
近況報告、というには随分沢山のことがありすぎるのですが、ざざっと駆け抜けてみます。
まずは9月末の佐賀。直前に帰国して東京文化会館でアンサンブルコンテンポラリアルファメンバーとしての本番を終えて、佐賀に移動。RIKKIご主人に佐賀牛(極上でした!!)をたんまりご馳走になり、和牛最高!夫よ、息子よ、私だけこんなの食べてごめんね、と思いながら大量に食べてしまいました。
e0056670_2132463.jpg佐賀牛をほおばりながら、RIKKIご主人にRIKKI&AKIの出会いを説明していたのですが、RIKKIと音楽活動も細く長くでもう10年以上になるのです。出会いの当時は踊ってコーラスしてキーボード弾いてRIKKIをサポートしていたっけね。
佐賀といえば、旧友のD君の出身地。彼は薬学博士で大学助教授、ハブの研究で度々訪れた奄美で、RIKKIのお母さんと親しくなり、そんなこともあって、今回も忙しい仕事の合間に駆けつけてくれました。左の写真、右に映っているのが彼ですが、その昔は実は芸大の同級生だったのです。当時彼はオーボエ吹いていたのですが、廊下で「ねえ、僕の伴奏して~」といわれてから管楽器の友達がぐわーーーっと増えて、そのおかげで、木管の同級生やら諸先輩の伴奏もするようになって、それが広田さんアレッサンドロ・カルボナーレとかダヴィッド・ワルター氏などとのお仕事のご縁となっているのかもしれません。
RIKKIのライブはこの10年にいろいろな場所でいろんな編成でやってきたものをデュオでやりました。久しぶりにソロでFFXピアノコレクションも弾いてみました。またそんなに遠くないうちに、佐賀に行きたいな。RIKKI、呼んでくれてありがとう。

そして、お次はローマ。ESPLORAZIONI JAZZ (ジャズへの探求)という企画でアレッサンドロ・カルボナーレと、彼の親友でジャズの師匠でもあるピエルカルロと、3人でコンサートでした。ピエルカルロはジャズサックス奏者ですが、クラリネット、特にバスクラがお得意。アレッサンドロとクラとバスクラでチャーリーパーカーなんかもやってくれました。そしてこの日の3人のコンサートの為にピエルカルロが書き下ろしてくれたのは、サン=サーンスとブラームスのクラリネットソナタのジャズ編曲。どちらも冒頭に原曲を演奏してからジャズ変奏になってゆくというもの。サン=サーンスはエヴァンス風のジャズワルツに、ブラームスはジャズボッサ?になりました。アレッサンドロが正面からジャズをタイトルに掲げてコンサートをしたのは初めてじゃないのかな???2週間くらい前から「ジャズのほうが緊張する」って言っていましたが、クラシックの超一流の奏者である彼が、ジャズスタンダードをとてもオーソドックスなジャズとして(いい意味で)素晴らしく演奏したので、お客は大喜び。この日しか聞けない特別なコンサートでした。私も辺境の音楽はいつも奏でていますが、こうも真正面からジャズをテーマに演奏するのは十数年ぶり?ピエルカルロのジャズは私が知っている前衛的な繊細な日本のジャズでもなく、ラテン系ジャズでもなく、ヨーロッパの、そしてイタリアのふわんとしたジャズでした。ピエルカルロからはまたいっしょにやろうと、次の日にメールをもらい、いろいろ楽譜を送ってくれるそうなので、続きがあるかも。
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この写真、来日公演としか思えない写真ですが、ローマのコンサートの打ち上げです。私の生徒のエリカちゃんと、アレッサンドロの生徒のナオコちゃんがローマまで泊りがけで聴きに来てくれて、打ち上げでみんなでわいわい言いながらお鮨を食べたのです!日本人はミラクルだよ、だから記念撮影も日本人風に、と皮肉たっぷりのアレッサンドロ、日本のギャル風笑顔とピースサイン。海外から見た日本人とはこうなのよね。仕方ない、とほほ。
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お鮨がめちゃくちゃ好きらしいアレッサンドロ。ものすごく沢山食べた上いたずらも忘れません。あまり日本の食には詳しくないピエルカルロにむかって「これ、ビスタチオの香ですごく甘くて美味しいんだ、食べてみろよ」とわさびを勧め、素直な彼はみんなが見守る中、わさびを一気舐めして泣きました!!あーあ。

前回、次回は美味しいイタリアの食べ物を紹介します、とかいたのに、なぜかお鮨を食べるイタリア人の写真になってしまいました、、、、、久しぶりにかいたらパリ紀行まで行かずにこんなに長くなっちゃったので、本日はここれにて。
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by kuroakinet | 2007-11-05 21:01 | ミラノ日記

ユーロ大荒れ 息子大暴れ

ここ数日でびっくりするほどユーロが変動しています!ここまで下がるとは・・・。この間までははらはらしながら高騰するグラフをみていましたが、数日前からすとんすとんと下がる下がる。こんなグラフは久しぶりに見ました。私はイタリアではユーロ、日本では日本円をなるべく換金しないで使っているので(あ、当たり前か・・・笑)、FXなんかをやっている人に比べると、損益はさほどないのですが、それでも物価の感覚としてこちらで買い物をするときすぐに日本円でに換算したくなるので、今までの150をかけて計算していたものを(ユーロになった当時は100で計算できたのにね)170にして計算するのは辛かったのです。170かけるということは、感覚的どんぶり勘定的には「およそ200」になってしまうので、何でもちょっと前の倍になっちゃうんですよね。イタリアに遊びにくる知人友人生徒たち、みんな口にするのは「あぁ、高ーーい」でした。一昔前はみんな「あーやっすぅうううう」って叫んでいたのにね。でもユーロがこのまま黙って下がっているわけはないと思うので、すぐに底ついて上がってきちゃうんでしょうね。

e0056670_803827.jpgしかしそんなユーロの暴落グラフなんか呑気に見ていられるのも深夜だけ。来月で2歳半になろうという息子は日に日に激しくヤンチャになってきました。先週は夜中に救急病院に駆け込むという事態に。昼間、お友達と楽しく遊びすぎたからか、夜中近くまで寝かしつけても眠らず興奮状態。キャッキャキャッキャの大騒ぎで、ベッドの柵をよじ登って器械体操。危ない、いい加減にしなさい!と怒鳴っても効き目がないので、知らん振り決め込んで寝た振りしてみたら、ずってーん!!見事に鼻から床にダイブして鼻血が床にドバドバ。みるみる腫れ上がる息子のおでこと唇。鼻も腫れ上がってきたのでタクシー呼んで救急に走りました。鼻から転んで鼻の骨折った人の話もよく聞くしね。私は自分の顔のウイークポイントが鼻だと思っているので(うーん、まあこれが個性ともいえなくもないが、とほほ)、息子の鼻までへしゃげちゃかなわん、いやそれよりもっと大事だったら洒落にもならない!ということで救急に行ったわけです。少々待たされて問診のあとレントゲン撮影、息子も自分のおふざけが過ぎて大事になってしまったことを自覚しているようで、しょんぼり。幸いにして鼻の骨は無事。鼻全体が青紫の内出血になってしまった息子を抱えてほっとして帰宅しました。

e0056670_8314533.jpgそれにしてもイタリアの救急は親切です。イタリアは、救急は全て無料、保険の有無に関係なく、外人も皆救急は無料です。そして救急というのは夜間だけではなくて急に医者にかかる場合は日中でも全て救急なんです。ですから息子も夜中の診察もレントゲンも無料、念のために翌日日中に再度来なさいと言われて受けた診察も無料でした。こちらでは保険に入ったらまずホームドクターがあてがわれて、なにか不調のときは予約してその先生にいって、そのあとまた専門医を紹介していただくシステムなので、急な熱とか怪我とかだと、救急にかかる割合が大変多くなります。それが全て無料なのですからすごいです。そしてなによりお医者さまたちがしつこいほど丁寧です。救急でもすごく丁寧でした。出産のときも感じたのですが、お仕事というより、人間として接してくれている感じがいつもします。イタリアってほんと、だめだめなところがいっぱいあって大変な国なんですけど、基本の人間として生きるという面においては、大好きな国です。そういえは先日アレッサンドロも言っていました。「AKIは子供もいて日本でも仕事をしていて、これから先、どっちで子育てするんだい?」「それが私の一番の悩みなのよね」「絶対イタリアで生きるべきだ。人生はイタリアが一番。僕は10年フランスで仕事をしてきたけど、フランスのほうがずっとイタリアより仕事はしやすいし、問題も少ないけど、僕はイタリアの生活のほうがが絶対いいと思うんだ」とね。彼はそのイタリアの生活のためにベルリンフィルを断ったというではないの。そんなにイタリアの人生ってすばらしいのかしら、、、。でも今の私はちょっとだけ彼の言い分が理解できるようになってしまいました。ほんと、イタリアって日本に比べても面倒なことばかり、何事も前に進むのにいちいち時間がかかるんだけど、生きるのに最も大事なものがあるようなところんだんだよなぁ・・・・。

今日はなんだか話が脱線しまくりですね。息子はすっかり元気で、今日なんて「びょういんいくーびょういんいくーー」と鞄もって出かけようとしていました。女医さん美人だったもんねぇ。でもママはもうしばらく病院はいいや。

丸ビル35コンサートクロアキ不在中も美人新鋭ピアニストたち大活躍!
本日よりクールブリーズコンサートも始まりました!豪華メンバーです!ぜひお立ち寄りください。
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by kuroakinet | 2007-08-17 07:37 | ミラノ日記

カボチャとズッキーニ

ズッキーニだと思って育てていたらカボチャだった、、、わけですが、そのよこからちゃんとズッキーニも育ってきました。見て見て!階段に育ったカボチャと、その脇のちっちゃなちっちゃなズッキーニ。でも、実はズッキーニの種は撒いたんだけど、カボチャは撒いてないのよね。
このカボチャどこからきたのかしらん??肥料として引越し早々に生ごみを土深く埋めていたのでそこからでてきたのかねぇ?e0056670_749452.jpge0056670_7504874.jpg

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by kuroakinet | 2007-08-07 07:50 | ミラノ日記

わが畑の成長

e0056670_548350.jpgミラノに戻ったら、畑がずいぶんと成長していました。留守中に畑を整えてくれた家族に感謝!ズッキーニの大きな葉は、さらに大きくなり蔓をのばして階段の上まで這い上がって、黄色い花を沢山咲かせ、いくつも咲いては萎れ、やっと受粉して実が膨らんで、、、そしてなかなか縦に伸びずにどんどん丸々としていき、あれなんかおかしいぞ、と思っているうちに、まあるいまあるいカボチャの実になってしまいました!!あれーあんたズッキーニじゃなくてカボチャだったんかい!カボチャも嫌いじゃないけど、今か今かとズッキーニの実がなるのを待っていただけに、ちょっとがっかり。イタリア料理にはカボチャよりももちろんズッキーニのほうが重宝するわけで。、で、かぼちゃが何個もできてもさ、というわけで思い切って花を食べちゃうことにしました。ちょうどシソもたくさんできていたので、シソとカボチャの花をてんぷらにして、日本から持ち込んだおそばで天ぷらそば。これがかなりいけました!!というわけで、芝生もまだちょっと禿ているところがあるものの、かなりきれいに緑になってきました!

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by kuroakinet | 2007-08-06 05:41 | ミラノ日記