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ブソッティとかアリシア・キーズとか・・・

毎日寒いですねえ・・・先月パリでこじらせた風邪の名残か、未だに咳が止まりません。こっちの乾燥のせいかなぁ。
ミラノもすっかりクリスマスムードで、お菓子屋さん、パン屋さん、バール、スーパー、あちこちクリスマスの飾り付け!寒い寒いと言えどもなんとなく心躍ります。

このところ我が家はなにかとブソッティ三昧。息子も親の真似をしてだか、図形楽譜を見てこわーこわいキャーキャーといいながら(ブソッティの楽譜には不気味な顔がいっぱい書いてあったりするので)歌いながらの即興ダンス。まあ2歳だからなんでも図形楽譜になっちゃうわけですけれど、その様子は私たちなんかよりよほどサマになっている風でもあり。先日はそんな息子もついにブソッティ邸を訪問。裸体の絵や写真が机に壁にとぎっしり一面に貼られているお部屋で、子供大好きな大作曲家に随分可愛がっていただいて・・・。自分の子供時代とはまったく異次元な環境に、息子が羨ましいやら、心配やら??・・・・複雑です(^^;。

下のブログのブソッティの情報、詳細が分かりましたので編集しなおしました。料金や問い合わせ先など更新されていますので、興味のある方は参考にしてくださいね。ブソッティ本人が来日して、これだけの作品が一挙に演奏され、本人も演奏してくれて、みんなも参加できる!こんな機会はもうないかもしれません!!

さて、話は変わりまして、、、、
丸ビルコンサートもクリスマスに向けて、いろいろと企画が目白押しです。事務所と毎日のようにやり取りして年末イベントの準備が着々と進んでいます。
丸ビル1階には巨大なツリーが登場、いつもは35階で弾いている美女ピアニスたちが本日28日と明後日30日、1階へと場所を移して大ステージを盛り上げる予定。そして明日29日は同ステージでアリシア・キーズの弾き語りライブです。丸ビルでお買い物をしながら、彼女のライブが見られるわけですよ!びっくり!是非是非皆さんお買い物、お食事に、観光に、年末年始は丸ビルに足をお運びくださいね。毎日なにかしらイベントが行われていると思います。

私は帰国翌日の12月15日にFM東京クリスマスイベントに出演予定です。人気アカペラグループINSPiと、この日限りのクリスマスライブで共演します!16日にもガラコンサートで登場します。くわしくはまた追々こちらでお知らせしますね。
では、みのりちゃんゆりのちゃん千晴ちゃん、明日と明々後日、アリシア旋風にのって?楽しいステージをよろしく~!
皆さんチャオチャオ~
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by kuroakinet | 2007-11-28 06:59 | コンサート

ブソッティ来日情報(更新)

来年1月に本当に久しぶりにブソッティがミラノのMdi Ensemble Milanoと一緒に来日します。それに日本人のすばらしい演奏家のみなさんも参加してくださり、ちょっとしたブソッティ週間が催されます。桐朋学園大学や明治学院大学、イタリア文化会館などで、彼のきさくで楽しい人柄にぜひ直にふれていただきたいと思います。ブソッティさん自身もピアノを弾いて、子守唄を歌ってくれますし、彼の楽譜やデザイン画の展覧会も催されます。さて、いったいどういうことになりますか。ぜひこの機会をお見逃しなく!

●シルヴァーノ・ブソッティを迎えて(ブソッティ声楽曲の夕べ)1月10日(木)18:30~/明治学院大学白金校舎アートホール/\未定【演】シルヴァーノ・ブソッティ(話)、吉川真澄(sop)、太田真紀(sop)、尾崎かをり(alt)、柿本竜二郎(ten)、大貫浩史(ten)、松平敬(bar)、藤井大輔(bs)、杉山洋一(cond)【曲】ブソッティ/「5つのイタリアの断章」より、第1曲「首たちは耳を澄ましている」、第3曲「愛の曲がり角」(1968)、第5曲「ラーラ再び」(1968)、観念的バレー「涙」(1978)、スペイン民謡による五声の怪奇な「焼き炭売り」(1957)【?】yoichi@tiscali.it

●シルヴァーノ・ブソッティ図形楽譜・スケッチ展1月11日(金)~1月16日(水)10:00~13:00/14:00~18:00(1月11日と16日は20:30まで)/イタリア文化会館B2Fホワイエ/\無料【?】イタリア文化会館03-3264-6032

●現代イタリア・若手作曲家の夕べ1月11日(金)18:30~/イタリア文化会館アニェッリ・ホール/\無料【演】MdiEnsemble Milano、ソニア・フォルメンティ(fl)、パオロ・カジラーギ(cl)、アレッサンドロ・ドルチ(pf)、カルロッタ・コンラード(vln)、パオロ・フマガッリ(vla)、ジョルジョ・カザーティ(vlc)、杉山洋一(cond)【曲】ステファノ・ジェルヴァゾーニ/An、エマヌエレ・カザーレ/"5"、ジョルジョ・ネッティ/シレーヌの復活、カルロ・フォルリヴェジ/Rosenleben、ファウスト・ロミテッリ/時間の砂【?】イタリア文化会館03-3264-6032

●桐朋学園ブソッティウェルカム・コンサート1月12日(土)19:00~/桐朋学園大学音楽学部333教室(新館3F)/一般聴講料\3000(30名限定)【演】黒田亜樹(pf)、中川俊郎(pf)、安江佐和子(perc)、新垣隆(spinetta)、桐朋学園演奏科生【曲】ブソッティ/「ブリランテ(Brillante)」20世紀風にダンサーを伴奏する,フルコンサート・ピアノのための(1975)、「7つの2枚折絵」より「心(Coeur)」打楽器のための(1959)、「小さなお話(Novelletta)」ピアノのための(1962-73)、「大理石(Marbre)」11弦楽器とスピネッタのための(1967)【券】なし【券】03-3307-4113(1月11日迄)【?】laqueu@nona.dti.ne.jp

●ブソッティ作曲公開レッスン1月13日(日)14:00~/桐朋学園大学音楽学部203教室(新館2F)/一般聴講料\3000(30名限定)【演】シルヴァーノ・ブソッティ(講師)、杉山洋一(通訳)、桐朋学園作曲科生【券】03-3307-4113(1月11日迄)【?】laqueu@nona.dti.ne.jp

●ブソッティ/ザンカナーロによる図形楽譜「自動トーノ(Autotono)」演奏の公開ワークショップ第1回1月13日(日)17:30~/桐朋学園大学音楽学部203教室(新館2F)/一般聴講料\3000(30名限定)【演】Mdi Ensemble Milano、ソニア・フォルメンティ(fl)、パオロ・カジラーギ(cl)、アレッサンドロ・ドルチ(pf)、カルロッタ・コンラード(vln)、パオロ・フマガッリ(vla)、ジョルジョ・カザーティ(vlc)、桐朋学園大学演奏科生、シルヴァーノ・ブソッティ【曲】ブソッティ/トーノ・ザンカナーロ/「自動トーノ(Autotono)」芸術家の人生のため,白黒で印刷された7枚と7枚の4手による,遊び(舞台で踊られる演奏会のように)(1977)【券】03-3307-4113(1月11日迄)【?】laqueu@nona.dti.ne.jp

●シルヴァーノ・ブッソッティ・桐朋学園ポートレートコンサート1月13日(日)19:30~/桐朋学園大学音楽学部203教室(新館2F)/一般聴講料\3000(30名限定)【演】Mdi Ensemble Milano、ソニア・フォルメンティ(fl)、パオロ・カジラーギ(cl)、アレッサンドロ・ドルチ(pf)、カルロッタ・コンラード(vln)、パオロ・フマガッリ(vla)、ジョルジョ・カザーティ(vlc)、シルヴァーノ・ブソッティ(声、pf)【曲】ブソッティ/「3人の愛人の踊り(Three Lover's Ballet)」ヴァイオリン,チェロとピアノのための(1978)、バレー「ファイドラ/ヘリオガバルス」より「きたない裸(Brutto ignudo)」バス・クラリネットのための(1980)、「3人のフレーズ(Phrase a Trois)」弦楽三重奏のための(1959/1960)、プッチーニ/ブソッティ/子守唄「そして小鳥さんは(E l'uccellino...)」声とフルート,クラリネット,ピアノ,ヴィオラのための(1980)、ブソッティ/「7つの二枚折絵」より「一対(Couple)」フルートとピアノのための(1959)、「ステファノへの111のタッチ…(111Tocchi a Stefano)」ピアノのための(1997)、「サドによる受難劇より"ソロ")」(Solo from Passion Selon Sade)」フルート,クラリネット,弦楽三重奏,ピアノのための【券】03-3307-4113(1月11日迄)【?】laqueu@nona.dti.ne.jp

●ブソッティ/ザンカナーロによる図形楽譜「自動トーノ(Autotono)」演奏の公開ワークショップ第2回1月14日(月)18:00~/桐朋学園大学音楽学部333教室(新館3F)/一般聴講料\3000(30名限定)【演】Mdi Ensemble Milano、ソニア・フォルメンティ(fl)、パオロ・カジラーギ(cl)、アレッサンドロ・ドルチ(pf)、カルロッタ・コンラード(vln)、パオロ・フマガッリ(vla)、ジョルジョ・カザーティ(vlc)、桐朋学園大学演奏科生、シルヴァーノ・ブソッティ【曲】ブソッティ/トーノ・ザンカナーロ/「自動トーノ(Autotono)」芸術家の人生のため,白黒で印刷された7枚と7枚の4手による,遊び(舞台で踊られる演奏会のように)(1977)【券】03-3307-4113(1月11日迄)【?】laqueu@nona.dti.ne.jp

●Mdi Ensemble Milano演奏会1月14日(月)19:30~/桐朋学園大学音楽学部333教室(新館3F)/一般聴講料\3000(30名限定)【演】Mdi Ensemble Milano、ソニア・フォルメンティ(fl)、パオロ・カジラーギ(cl)、アレッサンドロ・ドルチ(pf)、カルロッタ・コンラード(vln)、パオロ・フマガッリ(vla)、ジョルジョ・カザーティ(vlc)、杉山洋一(cond)【曲】ステファノ・ジェルヴァゾーニ/An、杉山洋一/喜遊曲I、ガブリエレ・マンカ/何も進まぬ(Rien va)、三善晃/オマージュ、ファウスト・ロミテッリ/時間の砂(La Sabbia del Tempo)【券】03-3307-4113(1月11日迄)【?】laqueu@nona.dti.ne.jp

●シルヴァーノ・ブソッティ自作を語る1月16日(水)16:30~/イタリア文化会館アニェッリホール/\無料【演】シルヴァーノ・ブソッティ(話)、杉山洋一(通訳)【?】イタリア文化会館03-3264-6032

●シルヴァーノ・ブッソッティ・ポートレートコンサート1月16日(水)18:30~/イタリア文化会館アニェッリ・ホール/\無料【演】Mdi Ensemble Milano、ソニア・フォルメンティ(fl)、パオロ・カジラーギ(cl)、アレッサンドロ・ドルチ(pf)、カルロッタ・コンラード(vln)、パオロ・フマガッリ(vla)、ジョルジョ・カザーティ(vlc)、桐朋学園大学演奏科生【曲】ブソッティ/3人のフレーズ(Phrase a Trois)弦楽三重奏のための(1959/1960)、バレー「ファイドラ/ヘリオガバルス」より「きたない裸(Brutto ignudo)」バス・クラリネットのための(1980)、バレー「ファイドラ/ヘリオガバルス」より「横たわる裸体(Nudo disteso)」ヴィオラのためのカデンツァ(1980)、「7つの二枚折絵」より「一対(Couple)」フルートとピアノのための(1959)、「7つの二枚折絵」より「3人で(Per Tre)」ピアニストと二人のアシスタントのための(1959)、「友人のための音楽(Musica per amici)」ピアノのための(1957-1971)、ブソッティ/トーノ・ザンカナーロ/「自動トーノ(Autotono)」芸術家の人生のため,白黒で印刷された7枚と7枚の4手による遊び(舞台で踊られる演奏会のように)(1977)【?】イタリア文化会館03-3264-6032

※【?】お問い合わせ先
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by kuroakinet | 2007-11-27 06:55 | コンサート

丸ビル35登場!アーチストliricoさん

e0056670_015851.jpg10月末のダヴィッドとのコンサートの直前、私の帰国にあわせて、丸ビル35コンサートに謎のアーチスト、フルート奏者のliricoさんが登場、クラシックの名曲から即興、ジャズナンバーまでいろいろな曲を共演してくれました。彼女は各方面で活躍のフルーティストでいながら、デザイン全般に隠れた才能があったようで、先ごろ急にその才能を開花させ、自身のブランドを立ち上げたそうです。おしゃれなフルートバック、liricoブランドがそれです。これが巷で大変話題になっているらしく、近日中にはクラリネット用の新作も出来るとか。

e0056670_041434.jpgこのなぞのアーチストliricoさんとクロアキの30数年に及ぶふかーいふかーい親密な関係については、身内には周知の事実なのですが(爆)、とにかくなぞの美人アーチストliricoさんの更なるご発展を今後とも応援しております!liricoさん、忙しいなか、丸ビルに登場してくれてありがとう!

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by kuroakinet | 2007-11-13 18:44 | コンサート

おお、パリ~、、、ゴホゲホ、、、

e0056670_8431259.jpg先月、オーボエのダヴィッド・ワルター氏とのリハーサルの為に、ミラノから日帰りでパリに行ってきました。リハーサルにパリまで行って来て、と社長に言われ、なんて嬉しい出張!と喜んだものの、結構散々な日帰りパリ旅行でした。彼とのコンサートの曲目は、全曲彼自身の編曲。ラヴェルのソナティネとかアルベニスのスペイン組曲とか、メンデルスゾーンの無言歌とか、元がピアノ作品の編曲ばかりで、それが結構直前にパリからがんがんメールで送られてきたのです。意外に大変なメンデルスゾーン、パートがときどきオーボエに移るので、慣れている指使いでは弾けないラヴェル。アルベニスは編曲ほやほやということで、出力ミスも多く、ソロの楽譜とにらめっこして音確認。楽譜校正のお仕事状態。パリ行きの直前がローマのコンサートだったのですが、前日入りしてアレッサンドロとピエルカルロとのリハーサルが終わった後も、ひたすら夜までずっと文化会館のスタインウエイでダヴィッドの編曲をさらっていて、会館の方に「すごく練習するんですねぇ」なんて感心されてしまったよ。でも2歳の息子から束の間離れて、ホールで好きなだけさらっていいなんていう環境を与えられると、「空腹時に食べ放題に行った状態」になっちゃうんですよねぇ。「さらいなさい!」とか「この子ったらちっともさらわないんですよ!」なんて親に言われている若い生徒さんたちが本当にうらやましい。いろんな種類のコンサートが重なってくると、周りに「そんなにさらって大丈夫?」って言われても、まだまださらっちゃうものですよね。

e0056670_8433717.jpgローマからミラノ戻って1日だけ自宅でのんびりして子供と思い切り遊んで、翌朝5時に家をでて7時前のパリ行きフライトに乗ろうとしたのですが、空港に行ったら午前の便はほぼ全線ストライキ。そういえば、漆原啓子さんとのウイーンのコンサートのときも、早朝のミラノウイーンの便がいきなりキャンセルで、次の午後の便まで相当な時間をつぶしたっけな。皆さん、欧州内の近距離便には要注意ですぞ!
ローマのホテルの乾燥で、前日からなんとなく喉がやられていたのですが、パリ行き便キャンセルのせいで、空港で朝5時半から6時間寝たのが悪かった。1時間ごとにどんどん風邪悪化。パリに着いたときには結構ふらふら。頭の中には矢野アッコちゃんの「おお、パリ」がリフレイン。「とうとう来たじゃない~パリ!~なんで~熱が~出てしまったぁのおおお、エッフェル塔がゆがんでるう~ベルサイユが崩れ落ちるううううううう」ジャラララ~
そういえば私、パリでは悲惨な思い出があるのです。数年前、パリから成田へ帰る日、空港に行く直前でパスポートお財布貴重品全て入れていたミニポーチをスラれて、帰国便に乗れなくて、仕方なく友人宅に転がり込み、緊急のパスポート発行まで二泊しなければならず、帰国後の日本のスケジュールがぐちゃぐちゃになって大騒ぎした事が。あの時お世話になった皆様、本当にありがとうございました。お陰さまで、あれ以来同じような失敗はしておりません。

さて、パリには朝9時半に着く予定が14時になってしまい、熱っぽい中、パリ国立音楽院に大慌てで移動、最終便まで合わせましょう、なんて言ってはじめたダヴィッドとのリハーサルでしたが、するすると通しただけでほぼ2時間で終了。とても優しいしごくノーマルな解釈なので仕事が速い。AKI,急がないと帰りの便が、、なんて気を使ってくれたこともあって、ささっと終わっちゃったけど、これだけでミラノに帰るのももったいないわと、セーヌ川沿いをほんのちょっと歩きました。写真はノートルダム。でもセーヌ川脇でも熱っぽいせいで、頭の中はずっとアッコさまの「おお、パリ」。エッフェル塔がゆがんでるう~と歌いながらふらふらとミラノに帰りましたが、実はこの頃パリではロン=ティボーコンクールが開催されていて、同門の田村響君が優勝へ一歩一歩近づいていたのでした。せっかく近くまで行ったのに、応援に行けなくて残念でした。響君、優勝おめでとう。ソアレス先生、改めておめでとうございます!!

パリのあとすぐ、風邪を抱えたまま帰国便に乗り、東京オペラシティでダヴィッドのリサイタル。初共演にしてはなかなか楽しく盛り上がったのではないかな?パリへの和風のお土産を一緒に探したり、親子丼をつついたり、本番以外も楽しかったです。本番は常にのど飴を舐めながらのの伴奏で、本プロでは咳をこらえることが出来たものの、アンコールの楽譜を取りに楽屋に走ったら、器官に空気が入ってしまって、ベニスのゴンドラを弾きながら、あまりにも咳をこらえるのが辛くて、口を真一文字に結んで窒息しそうになりながら弾いていたら、大粒の涙がぼたぼた落ちました。いやーほんとに泣き笑い。ダヴィッドも舞台で大笑い。とんだおまけつきでした。

パリで悪化した風邪は、まだ喉の奥のほうにしぶとく残っていますが、ミラノに戻ってゆっくりしたら体調は復活しました。数日前にやはりパリに帰国した上機嫌のダヴィッドから、また一緒に演奏しようね。とメールが来ていましたから、次の機会にはゆっくりパリに滞在したいな。おお、パリ。

いやーほんとにろくでもないパリ紀行ですみませんでしたぁ。
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by kuroakinet | 2007-11-12 02:44 | コンサート

ミラノ→東京→佐賀→ミラノ→ローマ→パリ→東京→ミラノ

e0056670_21253121.jpgご無沙汰です!すっかり秋ですね~
前回のつぶやき以降、日伊往復を二回と欧州内での小旅行なんかもあって、久しぶりに自宅に戻るとすっかり紅葉してしまいました。紫蘇から紫蘇の実が、サラダ菜の花ももう種になり、真っ赤な枯葉は掃いてもどんどん舞い落ちてきて掃ききれないので、しばらくは枯葉の赤いじゅうたんを楽しもうかな。
近況報告、というには随分沢山のことがありすぎるのですが、ざざっと駆け抜けてみます。
まずは9月末の佐賀。直前に帰国して東京文化会館でアンサンブルコンテンポラリアルファメンバーとしての本番を終えて、佐賀に移動。RIKKIご主人に佐賀牛(極上でした!!)をたんまりご馳走になり、和牛最高!夫よ、息子よ、私だけこんなの食べてごめんね、と思いながら大量に食べてしまいました。
e0056670_2132463.jpg佐賀牛をほおばりながら、RIKKIご主人にRIKKI&AKIの出会いを説明していたのですが、RIKKIと音楽活動も細く長くでもう10年以上になるのです。出会いの当時は踊ってコーラスしてキーボード弾いてRIKKIをサポートしていたっけね。
佐賀といえば、旧友のD君の出身地。彼は薬学博士で大学助教授、ハブの研究で度々訪れた奄美で、RIKKIのお母さんと親しくなり、そんなこともあって、今回も忙しい仕事の合間に駆けつけてくれました。左の写真、右に映っているのが彼ですが、その昔は実は芸大の同級生だったのです。当時彼はオーボエ吹いていたのですが、廊下で「ねえ、僕の伴奏して~」といわれてから管楽器の友達がぐわーーーっと増えて、そのおかげで、木管の同級生やら諸先輩の伴奏もするようになって、それが広田さんアレッサンドロ・カルボナーレとかダヴィッド・ワルター氏などとのお仕事のご縁となっているのかもしれません。
RIKKIのライブはこの10年にいろいろな場所でいろんな編成でやってきたものをデュオでやりました。久しぶりにソロでFFXピアノコレクションも弾いてみました。またそんなに遠くないうちに、佐賀に行きたいな。RIKKI、呼んでくれてありがとう。

そして、お次はローマ。ESPLORAZIONI JAZZ (ジャズへの探求)という企画でアレッサンドロ・カルボナーレと、彼の親友でジャズの師匠でもあるピエルカルロと、3人でコンサートでした。ピエルカルロはジャズサックス奏者ですが、クラリネット、特にバスクラがお得意。アレッサンドロとクラとバスクラでチャーリーパーカーなんかもやってくれました。そしてこの日の3人のコンサートの為にピエルカルロが書き下ろしてくれたのは、サン=サーンスとブラームスのクラリネットソナタのジャズ編曲。どちらも冒頭に原曲を演奏してからジャズ変奏になってゆくというもの。サン=サーンスはエヴァンス風のジャズワルツに、ブラームスはジャズボッサ?になりました。アレッサンドロが正面からジャズをタイトルに掲げてコンサートをしたのは初めてじゃないのかな???2週間くらい前から「ジャズのほうが緊張する」って言っていましたが、クラシックの超一流の奏者である彼が、ジャズスタンダードをとてもオーソドックスなジャズとして(いい意味で)素晴らしく演奏したので、お客は大喜び。この日しか聞けない特別なコンサートでした。私も辺境の音楽はいつも奏でていますが、こうも真正面からジャズをテーマに演奏するのは十数年ぶり?ピエルカルロのジャズは私が知っている前衛的な繊細な日本のジャズでもなく、ラテン系ジャズでもなく、ヨーロッパの、そしてイタリアのふわんとしたジャズでした。ピエルカルロからはまたいっしょにやろうと、次の日にメールをもらい、いろいろ楽譜を送ってくれるそうなので、続きがあるかも。
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この写真、来日公演としか思えない写真ですが、ローマのコンサートの打ち上げです。私の生徒のエリカちゃんと、アレッサンドロの生徒のナオコちゃんがローマまで泊りがけで聴きに来てくれて、打ち上げでみんなでわいわい言いながらお鮨を食べたのです!日本人はミラクルだよ、だから記念撮影も日本人風に、と皮肉たっぷりのアレッサンドロ、日本のギャル風笑顔とピースサイン。海外から見た日本人とはこうなのよね。仕方ない、とほほ。
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お鮨がめちゃくちゃ好きらしいアレッサンドロ。ものすごく沢山食べた上いたずらも忘れません。あまり日本の食には詳しくないピエルカルロにむかって「これ、ビスタチオの香ですごく甘くて美味しいんだ、食べてみろよ」とわさびを勧め、素直な彼はみんなが見守る中、わさびを一気舐めして泣きました!!あーあ。

前回、次回は美味しいイタリアの食べ物を紹介します、とかいたのに、なぜかお鮨を食べるイタリア人の写真になってしまいました、、、、、久しぶりにかいたらパリ紀行まで行かずにこんなに長くなっちゃったので、本日はここれにて。
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by kuroakinet | 2007-11-05 21:01 | ミラノ日記