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あれから6年。。。。


フランチェスコ・ディロンとの楽しく刺激的な日本ツアーからミラノに戻り、ベルリンからイタリア来訪中の水谷川優子さんとのミラノでのコンサートを終えて、チェロチェロチェロ、、、な日々は小休止中です。優子さんとは来月のコンサートまでさらにリハーサルや試演会を重ね、5月14日東京文化会館の大企画に向かいます!!
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写真)ミラノSPAZIO SIRINにて水谷川優子&黒田亜樹 音楽評論家オレステ•ボッシーニ氏と




先月のフランチェスコとの旅は本当に楽しく日々幸せと充実感でいっぱいでした。
彼は当初全くのプライベートな日本滞在を計画していました。新婚の奥様エレナ・アッバードさんは故クラウディオ・アッバード氏の姪御さんにあたり、バロック専門の音楽学者。彼女が国際音楽学学会にイタリア代表で参加するということで、フランチェスコも急に予定をやりくりして同行することになったのです。「付き添うだけだし休暇だからチェロはもっていかないよ。どこに行ったらエレナが喜ぶかな」と呑気なトーンで相談を受けたのですが、何年振りかで日本を訪れるフランチェスコの演奏を、どうしても日本の皆さんに聞いていただきたいという気持ちがとめられず、各方面にご相談、日程も迫っていたというのにいろいろなお力を借りて今回のツアーが実現しました。
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写真)フランチェスコとエレナ 彼らはコンサート会場のみならず、地下鉄の中、道端、どこでも誰とでも友達になってしまう素敵なカップル!


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写真)芸大時代の恩師世界的ピアニストの湯口美和先生の軽井沢のご邸宅でサロンコンサート。あっという間に満席完売に。

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写真)宗次ホール
フランチェスコほ宗次ホールにはカルテットプロメテオ以来の登場。私はアレッサンドロ・カルボナーレとの共演以来。宗次ではいつの間にやらイタリアの名演奏家を紹介するクロアキというお役目が定着しているようです。突発で追加で演奏した無伴奏のハーヴェイが素晴らしかった。



フランチェスコとのツアーの合間に各地でPTNA課題曲説明会もやりました。もう20年近く説明会を担当していますので私の中ではこれも一つの春の恒例行事。

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写真)講座はこんな雰囲気で弾き語りスタイルです。たまに弾き語り作品を演奏するときもマイクに抵抗がないのは、課題曲講座のおかげかもしれない笑



さらに息子の日本の小学校の卒業式がありました。普段はミラノの公立学校に通っていながら日本に時々帰国して日本の小学校に通うという、特殊なダブルスクールを息子は6年間やり遂げました。6年間いろいろな形でいつもクラスの一員として接してくださった先生方、ご父兄方に感謝するばかりです。日本人の顔をしていながらイタリア人の中で育っている息子ですが、小学校のおかげで日本人としての振る舞いや感性を自然に身に着けることができたように思います。

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写真)6年前の入学式ではこんなに小さかった息子。

6年前の春といえば、震災直後の新宿の高層ビルの地下で、余震の中でオペラシティで小松亮太くんとブエノスアイレスのマリアのリハーサルをしたあの日のことが忘れられないです。来週4月12日は東京文化会館で小松亮太と仲間たちで「逆境のピアソラ、覚悟のピアソラ」公演です。亮太くんの逆境時代、覚悟の瞬間、20年以上見てきましたのでこのタイトルも深いなあと。。。。こんなレアなプログラムは一度キリかもしれませんのでぜひお聴きいただければと思います。


小松自らが、「世界中で僕以外には誰も演奏していないものばかりを集め披露する!」と語るレパートリーでお届けする。

第1部:【不遇のピアソラ】
1959年のニューヨークでの不遇時代のピアソラの作曲&編曲を中心にセレクション。ピアソラ自身の70年代の未発表編曲の「アディオス・ノニーノ」やジョルジュ・ムスタキのために編曲した「コンドルは飛んでゆく」も。

第2部:【覚悟のピアソラ】。
1963年、彼はフルートとパーカッションを交えた8人のアンサンブル「新8重奏団」を、たったの1年間だけ結成した。その貴重なレパートリーを中心に披露する。
公演情報
公演日・会場2017/4/12(水)19:00
東京文化会館小ホール
 詳細はこちら




4月末には大石将紀氏との白寿ホール共演もあります。こちらもとっておきのプログラム。
https://www.hakujuhall.jp/syusai/91.html
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5月6月もいろいろあれやこれや、なのですが夜中になってしまったので続きはまた次回。

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by kuroakinet | 2017-04-07 21:44