2018年始動はテヘラン&東京現音計画!

あっという間に2018年も一か月が終わりそうですね。日本はすごい寒波だそうで。友人の自宅の水道管が凍って、お風呂もトイレも水がでなくなってホテルに避難したという書き込みをFACEBOOKで見ました。水道管が凍ってお湯が出なくなるというのはミラノでは日常茶飯事ではありますが・・・・あちこち凍結しているようですから、どうか皆さん足元など気を付けてくださいね。

私は昨日初イラン演奏旅行!!からミラノに帰ったところです。「在欧日本文化専門家中東派遣」というお役目を承り、イラン大使館での各国大使ご招待の華やかなコンサートと、現地で最も大きな催しといわれているファジル音楽祭でソロリサイタルをさせていただきました。
年末帰国中に「明日までにへジャブを巻いたプロフィール写真を送ってください」と連絡を受け、友人に「なにか頭に巻けるようなストールかしてくれない?」「頭にまくの?」「そう、イランに行くので」「ええ!イラン?」と大騒ぎしながらアイフォンでとった写真がのったプログラムはこれ。


e0056670_07154470.jpg
e0056670_07162993.jpg

イランに行きます~と仲間内に知らせると、皆に大丈夫ですか、気を付けてください、と言われ、FACEBOOKにもイタリア、イギリスの知人やら、アメリカから僕は君のファンだという方からも心配しているというメッセージをもらったりしました。テヘランでデモなどもあったからね。実は私は個人的にイランの情勢よりもなによりも、イランまで飛べるか飛べないか、ハラハラすることがあったんです。。。私はイタリアの滞在許可書の書き換え時期を迎えており、更新完了するまでの待機中の身であり、この待機中にシェンゲン加盟国以外の国に出てもいいのか出てはいけないのか??で国際警察に問い合わせたりドキドキの出発前を過ごしていました。もし飛べても、戻った時にイタリアに入国できないかも・・・なんていう心配もあり。しかし万全を尽くして国際警察にもきちんと問い合わせして、結果的に問題のない方法で現地入りすることができました。そんなことがあったので、もう、現地で大使館の皆様にお目にかかったときはほっとして涙が出そうでした。
e0056670_07310462.jpg
↑出国前の滞在許可証ビザ関連の大騒ぎを経て、現地でのありとあらゆるサポートをしてくださったイラン大使館の皆様&東京現音計画でお世話になっている福永さん。イランに行くんだけど珍しい機会だから福永さんもどう?とメッセージしたら本当にベルリンから飛んできてくれた!!やっぱりできる女性はフットワークが違う~!!おかげで本番前の楽屋周りも安心でした!
e0056670_07414204.jpg
e0056670_07424772.jpg
大使館公演は日本文化月間のイベントでもあったので、プラグラムはバッハの高橋悠治編曲に始まり、高橋悠治作品を二曲そして日本やアジアの影響をうけたドビュッシーとカウエルを演奏し、日本の文化の紹介をしながらクラシックも楽しんでいただくというプログラムを組んでみたのですが、日本人ピアニストが日本の作曲家作品を弾いたのは初めてではないかということでした。演奏会の途中でカシャカシャカシャカシャかなりの人が写真をとりまくり、演奏中に携帯が鳴るのも予想どおりでしたが、予想外だったのは携帯に出てその場で通話してしまう人がいたこと(!)。現地の方によると「もしもし?ああ、今コンサートに来てるんだよ、すごくいいから今から君もこない?」という通話をしていたらしい。笑。。。。
それなのに不思議とざわついた感じはなく、客席からは集中したエネルギーが伝わってきました。コンサートは二か所ともラストの曲の後の拍手で総立ちになり(イラン人はみな立ち上がって大拍手する習慣なのかしら???)びっくり・・・プログラミングもうまくいったのかな。
e0056670_07421902.jpg

テヘラン物語はもっといろいろ書きたいのですが何しろ今度は明日の便で日本、そして到着直後からリハーサル、今は次の初演曲で頭がいっぱーーーい、、という状況なのでテヘラン珍道中編、はまた後日かな?書きたいことがいっぱいありすぎて困るくらいなのですが・・・・


そしてそして!!!
1月31日は東京現音計画公演ですよ~~~
「一人の作曲家にプログラミングを託すコンポーザーズセレクション、4回目にして遂に近藤譲を迎える念願の一夜。問答無用の総力結集ぶり、ご堪能あれ。」





[PR]
# by kuroakinet | 2018-01-26 07:54 | コンサート

12月25日 紀尾井ホール Pray for Peace Concert

12月25日(月)紀尾井ホール

藤橋由紀子企画・プロデュース
「この地球(ほし)に生きるすべての子どもたちのために Pray for Peace Concert 」 
2017年クリスマスの日に、ミャンマー・カチン族、チン族、シリア、ガーナ他総勢50名強の子どもたちが招待された日本国際社会事業団(ISSJ)子ども支援事業の紀尾井ホールでのコンサートが大喝采の裡に無事に終了いたしました。
プロデューサー藤橋由紀子の橋渡しで、ニューヨークから秋吉敏子・ルー・タバキンご夫妻、ロンドンから廣田丈自、デンマークからマッズ・トーリング、ミラノから黒田亜樹、韓国からイ・ヒョヌク、日本は牛丸麻衣子が支援協力。

スポンサー協力いただきました各企業様、会場に足を運んでくださった皆様のあたたかな応援に心からお礼を申し上げます。コンコルディアHPより)

e0056670_06374101.jpg

20年くらい前からずっとお世話になっている名プロデューサー由紀子さんにお誘いいただき、ソロや和太鼓尺八の廣田丈自さんとの民謡コラボレーションなど、珍しい演目で参加しました。

e0056670_06443150.jpg
世界的ジャズピアニスト、尊敬する秋吉敏子さんも来日。88歳を迎えられたそうです。

自分の演奏後客席に忍び込んで敏子&ルーお二人のデュオを堪能。二人だけなのにビッグバンドよう。人生の音が心臓に響いてつい涙がでてしまいました・・・私も88才でまだまだ弾いていられる人生にしたいなと。

e0056670_06481080.jpg

かけがえのない時間を過ごさせていただきました。由紀子プロデューサー、ありがとうございました!







[PR]
# by kuroakinet | 2017-12-26 06:31

ミラノよりAUGURIアウグーリ!!!

ミラノより一足早いメリークリスマス!DUOMOの前のツリーの煌めきをお届けします!
e0056670_22135254.jpeg

今年後半は息子の突然の入院などがあり、長らく沈黙してしまったクロアキですが、少しずつ生活のペースが戻り、息子ともども年末のイタリアでの様々な行事を終えつつあります。
夏前から毎日のように病院に通っているのですが、元気で音楽活動ができていることだけでも幸運の連続、人間の能力や可能性は奇跡の積み重ねなのだと思い知りました。
漸く少し家を離れても大丈夫になり、久々に弾丸帰国でクリスマスから3日連続のコンサートです。
25日は紀尾井ホールで「Pray for Peace Concert」。日本に暮らす難民の子どもたち、事情があって親と暮らせない子どもたちを招待し、彼らの支援活動をしているISSJ主催のチャリティジョイントコンサートで、世界的なジャズピアニスト・秋吉敏子さんも来日、演奏されます!26日はついに最終回を迎える「スクリャービン全曲録音企画」、おなじみ巣鴨の東音ホールで。27日は軽井沢のプライベートハウスにてサックスの大石将紀くんとのデュオコンサート。さらに来年の公演のリハーサルと生徒たちとの合宿をして、2017年のうちに家族の待つミラノへとんぼ返りです。
1月にはイラン(!)でソロリサイタルもあるので、たくさんの楽譜とにらめっこしながらの空の旅になります。お久しぶりの皆様、3公演のどちらかでもしお目にかかれましたら大変うれしいです!素敵なクリスマスを、AUGURI!!!
e0056670_22335175.jpeg

e0056670_22345261.jpeg





年末コンサート情報
2017年 12月25日 (月)開場 17:30 開演 18:30
会場 紀尾井ホール http://www.kioi-hall.or.jp
出演 秋吉敏子  ルー・タバキン
マッズ・トーリング  廣田丈自
イ・ヒョヌク  牛丸 麻衣子  黒田亜樹
お問い合わせ 
コンコルディア 03-5510-4844 http://www.concordia.co.jp



2017年 12月26日 (火)開演 19時
スクリャービン公開録音 in 東音ホール 最終回!
http://www.piano.or.jp/concert/news/2017/10/24_23584.html


2017年 12月27日 (水)開演 16時
軽井沢千ヶ滝プライベートサロンコンサート
大石将紀・黒田亜樹デュオリサイタル
お問い合わせkuroakijp@yahoo.co.jp

[PR]
# by kuroakinet | 2017-12-20 22:40 | ミラノ日記

5月21日 ミラノピアノシティ


e0056670_06202596.jpg

4月、5月は日本とイタリアをかなり行ったり来たりで、大切な大切な本番が重なっていますが、今月後半にはこんなコンサートもありますので、今日はミラノ在住の皆様にお知らせを・・・・

ミラノに住むようになって12年目。日本で出会った生徒たちとイタリアベースでともに学んでいるうちに、彼らもめきめきと欧州各国で活躍するようになりました。その活躍ぶりに目を細めているうちに、またまたさまざまな出会いがあり、気がついたらイタリアでも若い才能にかこまれる日々。今はイタリアで出会った小さな音楽家たちの未来が楽しみでなりません。

毎年恒例のミラノピアノシティミラノのあちこちで沢山のピアノコンサートが開かれますが、クロアキと仲間たちも最終日21日の16時からフルヒトピアノサロンにて11名のピアニストが華やかに競演いたします!

既に国際的なキャリアを積んでいる人気ピアニスト保屋野美和さん、矢野雄太くんもかけつけてくれることになりました!

ミラノにお住いの方、日曜の午後、無料コンサートですので是非お立ち寄りください!

Domenica 21 MAGGIO 2017
Ore 16:00

Furcht pianoforti
via De Amicis 23
20123 Milano MI - Italia







[PR]
# by kuroakinet | 2017-05-04 06:19 | コンサート

あれから6年。。。。


フランチェスコ・ディロンとの楽しく刺激的な日本ツアーからミラノに戻り、ベルリンからイタリア来訪中の水谷川優子さんとのミラノでのコンサートを終えて、チェロチェロチェロ、、、な日々は小休止中です。優子さんとは来月のコンサートまでさらにリハーサルや試演会を重ね、5月14日東京文化会館の大企画に向かいます!!
e0056670_15303339.jpg

e0056670_08342427.jpg

写真)ミラノSPAZIO SIRINにて水谷川優子&黒田亜樹 音楽評論家オレステ•ボッシーニ氏と




先月のフランチェスコとの旅は本当に楽しく日々幸せと充実感でいっぱいでした。
彼は当初全くのプライベートな日本滞在を計画していました。新婚の奥様エレナ・アッバードさんは故クラウディオ・アッバード氏の姪御さんにあたり、バロック専門の音楽学者。彼女が国際音楽学学会にイタリア代表で参加するということで、フランチェスコも急に予定をやりくりして同行することになったのです。「付き添うだけだし休暇だからチェロはもっていかないよ。どこに行ったらエレナが喜ぶかな」と呑気なトーンで相談を受けたのですが、何年振りかで日本を訪れるフランチェスコの演奏を、どうしても日本の皆さんに聞いていただきたいという気持ちがとめられず、各方面にご相談、日程も迫っていたというのにいろいろなお力を借りて今回のツアーが実現しました。
e0056670_13161877.jpg

写真)フランチェスコとエレナ 彼らはコンサート会場のみならず、地下鉄の中、道端、どこでも誰とでも友達になってしまう素敵なカップル!


e0056670_13170453.jpg

写真)芸大時代の恩師世界的ピアニストの湯口美和先生の軽井沢のご邸宅でサロンコンサート。あっという間に満席完売に。

e0056670_08481567.jpg

写真)宗次ホール
フランチェスコほ宗次ホールにはカルテットプロメテオ以来の登場。私はアレッサンドロ・カルボナーレとの共演以来。宗次ではいつの間にやらイタリアの名演奏家を紹介するクロアキというお役目が定着しているようです。突発で追加で演奏した無伴奏のハーヴェイが素晴らしかった。



フランチェスコとのツアーの合間に各地でPTNA課題曲説明会もやりました。もう20年近く説明会を担当していますので私の中ではこれも一つの春の恒例行事。

e0056670_08485349.jpg


e0056670_08491533.jpg

写真)講座はこんな雰囲気で弾き語りスタイルです。たまに弾き語り作品を演奏するときもマイクに抵抗がないのは、課題曲講座のおかげかもしれない笑



さらに息子の日本の小学校の卒業式がありました。普段はミラノの公立学校に通っていながら日本に時々帰国して日本の小学校に通うという、特殊なダブルスクールを息子は6年間やり遂げました。6年間いろいろな形でいつもクラスの一員として接してくださった先生方、ご父兄方に感謝するばかりです。日本人の顔をしていながらイタリア人の中で育っている息子ですが、小学校のおかげで日本人としての振る舞いや感性を自然に身に着けることができたように思います。

e0056670_15212934.jpg

写真)6年前の入学式ではこんなに小さかった息子。

6年前の春といえば、震災直後の新宿の高層ビルの地下で、余震の中でオペラシティで小松亮太くんとブエノスアイレスのマリアのリハーサルをしたあの日のことが忘れられないです。来週4月12日は東京文化会館で小松亮太と仲間たちで「逆境のピアソラ、覚悟のピアソラ」公演です。亮太くんの逆境時代、覚悟の瞬間、20年以上見てきましたのでこのタイトルも深いなあと。。。。こんなレアなプログラムは一度キリかもしれませんのでぜひお聴きいただければと思います。


小松自らが、「世界中で僕以外には誰も演奏していないものばかりを集め披露する!」と語るレパートリーでお届けする。

第1部:【不遇のピアソラ】
1959年のニューヨークでの不遇時代のピアソラの作曲&編曲を中心にセレクション。ピアソラ自身の70年代の未発表編曲の「アディオス・ノニーノ」やジョルジュ・ムスタキのために編曲した「コンドルは飛んでゆく」も。

第2部:【覚悟のピアソラ】。
1963年、彼はフルートとパーカッションを交えた8人のアンサンブル「新8重奏団」を、たったの1年間だけ結成した。その貴重なレパートリーを中心に披露する。
公演情報
公演日・会場2017/4/12(水)19:00
東京文化会館小ホール
 詳細はこちら




4月末には大石将紀氏との白寿ホール共演もあります。こちらもとっておきのプログラム。
https://www.hakujuhall.jp/syusai/91.html
e0056670_08512103.png

5月6月もいろいろあれやこれや、なのですが夜中になってしまったので続きはまた次回。

[PR]
# by kuroakinet | 2017-04-07 21:44

チェロ、チェロ、チェロ。。。。。

ミラノにもどって二週間、明後日からまた日本なので慌ててブログを書いています。今月はミラノでも日本でもチェロチェロチェロ。ひたすらチェロのと共演が続いています。先々週はミラノ・スカラ座管弦楽団のヴェアトリーチェ・ポマリコと、先週はミラノコンセルヴァトーリオで若手のエリカと、来週からは日本でフランチェスコ・ディロンと3公演。そして日本から戻ったらすぐに4月頭は水谷川優子ちゃんとミラノでデュオリサイタル。
優子ちゃんとはそのあとも5月の東京文化会館での3時間リサイタルへ道はつづきます。

水谷川優子2017リサイタル予告映像です 



チェロといえば20~30代、藤原真理さんの伴奏者として全国いろいろなところで弾かせていただきました。CDデビュー直後、このままこのペースで日本で仕事をしていていいのか?と悩んでいるころに、真理さんが「イタリアに素晴らしいピアニストがいるから、あの方のもとで勉強したらいいんじゃない?」と薦めて下さったことで私のイタリア生活始まったのです。(なぜイタリア?と聞かれるたびに真理さんのお話をあちこちでしていますが・・・)

こんなにがっつりチェロとのDUOに没頭する日々は、真理さんとの共演以来、実に十数年ぶり。真理さんには演奏家として生きていく上での大切なことをたくさん教えて頂きましたが、なにせ経験不足知識不足で当時は真理さんのスケールについていくのが精いっぱいでした。

フランチェスコ・ディロン君と合わせをしながら、ここで仲間とイタリア語を話し、ここで生活してきたからこそ、今彼らとこんなにセッションを楽しめるのかなあと思ったり。フランチェスコとの最初の共演は、十数年前のタルカスのCD録音。それこそ私がイタリアに来たばかりの頃でしたが彼は今や名実ともにイタリアを代表するチェリスト。彼がチェリストを務めるカルテットプロメテオとも3年前にピアノクインテットで日本に行きましたが、ちょっとまえにフランチェスコが突然、日本にあそびに行くよ、しかも楽器を持たずに行くんだよ、というので、それはだめだめ、楽器持っていこうよ、弾こうよ、ーーーーと騒いでみたら、コンサートが4本決まりました。しかもすごい曲目で!

大活躍の彼がなぜ急に日本に来ることになったか、、、は、また時間があったら書きますね。

こちらは宗次ホールのコンサートフライヤー。
メインをラフマニノフにしようか、ショスタコ―ヴィチにしようか?と悩んでいるうちに二大ソナタで行こう!という決断をしてしまったフランチェスコと私と宗次ホールのNさん!!
e0056670_8182958.jpg

e0056670_8185754.jpg



ぜひぜひ皆様にお聴きいただきたい、暖かくて深くてチャーミングなフランチェスコ・ディロンのチェロ。コンサート予定は以下の通りです。
3月20日 軽井沢 MUSIKSALON千ヶ滝 3000円(お茶、小菓子付き)
     15時開演 ラフマニノフチェロソナタ他  問salonkonzert@yahoo.co.jp
3月23日 宗次ホール スイーツタイムコンサート 13時30分開演 2000円
3月28日 銀座 王子ホール http://www.ojihall.jp/ 19:00 start
「青の地球(ほし)には愛と音楽がある」
古橋郷平(テノール) フランチェスコ・ディロン (チェロ) 黒田亜樹 (ピアノ)
一般 6,500円  学生2,500円

3月31日はイタリア文化会館で彼のチェロ独奏のみのコンサートです!
フランチェスコ・ディロン チェロリサイタル「時空を超えて」
http://www.iictokyo.esteri.it/iic_tokyo/ja/gli_eventi/calendario/2017/03/il-violoncello-senza-confini-dialoghi.html


その他各地で講座にもうかがいます!
みなさまとどこかでお目にかかれますように!
3月21日栃木 PTNA課題曲講座
3月22日今治 PTNA課題曲講座
3月27日大阪難波 PTNA課題曲講座
3月31日東京巣鴨 PTNA課題曲講座
[PR]
# by kuroakinet | 2017-03-13 08:02 | コンサート

ストラヴィンスキー月間からイタリアの白い一週間へ

たまにはブログを、と気が付いたらもう3月。昨日まで日本にたった4日だけ滞在していました。二年に一回開催の「ミラノ派遣オーディション」の審査と、20代後半からもう20年もお仕事させていただいている全日本ピアノ指導者協会の50周年コンサートでの演奏のための帰国でした。たった4日でしたが、合間には生徒たちのレッスンをして、夜はお気に入りのお店のカウンターでシーズン最後のカニみそご飯!をいただく時間もとれたので、ご機嫌でミラノに戻りました。

当初は2月末から3月末まで長期帰国を計画していたものの、息子が昨年秋からイタリアで中学生になり、急に勉強が大変になったようで、学校を気楽に休んで一緒に日本に帰ろうよ、なんてことがもうできなくなり、毎回私は単身とんぼ返りです。また二週間後に帰国便に乗るわけですが・・・・このあと3,4,5の3か月は毎月日伊2往復です。さすがにこれだけ頻繁にアリタリア直行便にのっていると、乗務員さんとも仲良くなって毎回よくしていただいて、ますますフットワークが軽くなるばかり。

息子は12月と1月はスカラ座で、シャイー指揮の「蝶々夫人」に出演(初版の1幕のみにでてくる珍しい子役)していましたが、二月はメータ指揮ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ&春の祭典」のペトルーシュカの子役でまたスカラ座通い。私も何度か見に行き頭の中はずっとストラヴィンスキという日が続いていましたが、そのノリのまま一昨日は東京芸術劇場で赤松林太郎くんと「春の祭典」を二台ピアノで演奏しました。超多忙の林太郎くんと弾丸帰国の私のデュオなので、リハーサルはたったの二日、雑談の時間を含め合計2時間ぽっきりしか合わせられなかったうえに、時差ボケで入り時間を勘違いしてゲネプロでは一回通す時間しかなくなってしまうという失態をやらかしたのですが、さすがの林太郎君に支えてもらって大舞台で生贄のダンスを楽しく弾かせていただきました。第一回浜松アカデミー受講生として知り合った私たちですが、当時からレッスンの合間の雑談が激しくて顰蹙を買っていたような記憶があります。今回も舞台袖やらロビーやらで春の祭典さながらに騒がしかったような。。。汗汗汗。

e0056670_22131087.png
写真)赤松林太郎氏とクロアキ

公演の翌朝のミラノ直行便にのり、その日の夜のスカラ座のストラヴィンスキー最終日を終えた息子のお迎えにマルペンサ空港から駆けつけました。そんなわけでストラヴィンスキー度の高いここ数日でした。

e0056670_22133420.jpg
写真)スカラ座ペトルーシュカ、息子がちらっと。


来週以降の3月の本番もラフマニノフ、ショスタコーヴィチとロシアもの。3月後半の日本での本番についてはまた次のブログでざざっと列挙したいとおもいます!


ところでこの時期SETTIMANA BIANCA(白い一週間)という、主にスキー旅行をするための休暇がイタリアにあるのですが、これについて今までよくわかっていなかったのですが、どうもみんな勝手に自分たちで休暇をとるんですね。中学でも今は〇〇くんがSETTIMANA BIANCAだよ、先週は〇〇ちゃんだった、、、と。勉強が大変大変と集まるたびに大騒ぎしているイタリアンマンマたちなのに、平気で一週間学校を休んでスキーにいくんだからまったくもう・・・・私と息子の「白い一週間」は少し遅れて短めに、来週の本番までの数日を利用してボルツアーノまで夫の指揮するオペラを見に行きます。

というわけで「白い一週間」にちなんでお久しぶりのブログのおまけはミラノ収録の「白ミサ」を。スクリャービン全曲録音プロジェクトも残すところわずかとなっていますが5月東京6月は松山で開催予定です!近日詳細お知らせいたします!



[PR]
# by kuroakinet | 2017-03-02 22:44 | コンサート

イタリアはこれから年越しです!

日本のみなさま~2017年おめでとうございます!
こちらイタリアはまだ2016年の夕陽の下です。これから夜中にかけてものすごい爆竹の音が響き渡るはずですが、珍しく家族3人で年越しです。今年も夫婦ともに何度も飛行機で旅をしました。世界のあちこちでいろいろなことがありましたが、こうしてここで新しい年を迎えられることには感謝しかありません。

e0056670_00392506.jpg




2016年を振り返りますと1月、7月、12月と3回もの東京現音計画公演がありました。チェリスト水谷川優子ちゃんとのイタリアツアーや日本での多くの共演の機会もありました。作曲家でありヴォイスパフォーマーでもある足立智美さんプロデュースの門天ホール4公演では、弾き語りやぬいぐるみ、角材やらあれこれ挑戦させていただき、尊敬してやまない藤井先生との2台ピアノ共演も念願かなって果たすことができました。門天ホールの演奏会やスクリャービン全曲録音で続けている、若いピアニストたちとのコラボレーションからも沢山の刺激をうけました!2016年、ささやかながらクロアキの足跡は残せたように思います。ご支援くださった皆様、本当にありがとうございました。
e0056670_0242531.jpg

2017年は赤松林太郎君との二台ピアノ、カルテットプロメテオのチェロのフランチェスコ・ディロン氏とのデュオ、クラリネットのアレッサンドロ・カルボナ―ㇾ氏の久々の来日、水谷川優子ちゃんの壮大なリサイタルのサポート、東京現音計画もまたまた大きな企画が待っています。尊敬してやまない演奏家、大好きな仲間たちと新しい年も一つ一つの本番を大切に積み上げてゆきたいと思っています。どうぞ宜しくお願いいたします。




※先日の東京現音計画について平井洋さんがnoteに評を書いてくださいました。

https://note.mu/yohirai/n/n8910a1823aaf
[PR]
# by kuroakinet | 2017-01-01 00:35 | ミラノ日記

8月2&3日 二夜限り!ここだけ!のライブ

暑中お見舞いもうしあげます。
いつも怒涛のような日々を送ってはいるのですが、この夏は怒涛ぶりがさらに際立っています・・・・涙
夏休みの朝、我が家ではリゲティのアバンチュールのリハーサルを控えた夫がドイツ語を叫び、私は三宅榛名さんの捨て子エレジーのこぶしを練習、息子は数日後に控えているアニメの挿入歌のラテン語の練習、、をしていて、東京の小さなマンションの中は世にも不思議な空間となっております。世の中音楽家家族がたくさんいて、数種類の音楽が同時進行することもよくあるでしょうが、今日の我が家はみんなが同時に歌もの、、多言語ぶりも格別。おもしろいとはいえあんまりな状況、、みなさんに見せてあげたい・・・・


で、クロアキは明日明後日作曲家パフォーマーとしてベルリン中心に活躍の足立智美氏にあやつられ?20年ぶりに人前で日本語と英語で歌います。ピアノデュオもあり、アルゼンチンタンゴという共通の音楽語法で通じ合う三枝伸太郎くんと新たな語法でからみあう、とっても実験的で楽しくて不思議な二夜になる予定。

足立さんとプログラム確定前から合言葉は「他の場所で絶対ありえないプログラムをやる」ということでした。ですからもう今後もう同じようなことはしないとおもいます。またきっとやるだろうから、次回、、、と思っておられるかたはぜひ明日明後日いらしてください!

第2回 両国アートフェスティバル2016(芸術監督:足立智美)

日時:2016年8月2日(火)、3日(水)19:00開演(開場30分前)
ピアノ:黒田亜樹、三枝伸太郎
芸術監督・足立智美の新作に加え、世界的に活躍するヴォイス・パフォーマーのウテ・ヴァッサーマン、東ドイツ出身のコントラバス奏者・即興演奏家のマティアス・バウアー、殴り合いともダンスともいえる独自のパフォーマンスを繰り広げるcontact Gonzo、この専業作曲家でもピアノの専門家でもない3者に2台ピアノの新作委嘱を行う、足立プロデュースの真骨頂。その他、マートランド、チリオ、三宅榛名など2台、ソロピアノ、弾き語りと織り交ぜたカラフルなプログラム。

プログラム:
ウテ・ヴァッサーマン Ute Wassermann:(小道具と指のための新作、2016委嘱)
マティアス・バウアー Matthias Bauer:ピ(2016委嘱)
コンタクト・ゴンゾ contact Gonzo:(2016委嘱)
足立智美 Adachi Tomomi::あのぴあの(2016委嘱)
スティーヴ・マートランド Steve Martland:《ダンス・ワークス》より(1993)
ルチアーノ・チリオ/ジローラモ・デ・シモーネ編 Luciano Cilio / Girolamo de Simone:スィッフ
三宅榛名 Miyake Haruna:捨子エレジー(1973)
ルチアーノ・ケッサLuciano Chessa:小道具のための変奏曲(2002/05/07)
クリス・ニューマン Chris Newman:《悲しい秘密》より「ああ、ほんとにごめん」「絶望的な空」「死んだ男」他(1981/82)

e0056670_927746.jpg

[PR]
# by kuroakinet | 2016-08-01 09:29

あれこれふりかえり・・・優子亜樹デュオ&東京現音計画etc

こんばんは。二週間前に帰国しましたが、昨日ってなんだったっけ?と前の日のことすら思い出せないような日替わりリハーサル&本番の日々をすごしています。この先も怒涛の本番ラッシュなのでブログにでも書いておかないと大事な本番の記憶も消え去ってしまう。。。と思いここで振り返ってみることにします。

5,6月は日本、イタリア数か所でチェロの水谷川優子ちゃんとデュオ行脚でした。優子ちゃんの飛行機が30時間もおくれて、彼女がミラノのコンサートに到着できないことまでも想定してコンサート前夜にソロの曲を練習したりしましたっけ?そんなドキドキハラハラ珍道中ながらも演奏会はどれも盛り上がり、終演後すべては笑い話におわりました。優子ちゃんとはすでにもう書ききれないほどの思い出がありますが、恩師が共通だったり、選曲の好みのマニア度もびびびっとくるところがあり、これからそのあたりを掘り下げて行ければと思っています。
この後もまた今月末30日にミニコンサートがありますよ!詳細は末尾にかきますね。
e0056670_1243896.jpg


デュオツアーのあとは国際コンクールの審査、そしてイタリアマントバではソロリサイタルがありました。ファンタジーばかりを集めたコンサートを、ということで、バッハ、モーツアルトのファンタジー、サティのファンタジーワルツ、映画ファンタジアよりストラヴィンスキーの火の鳥、そしてゲームファイナルファンタジーのピアノコレクションより数曲という本当にバラエティにとんだプログラムを選びました。これはこれで結構きついプログラムでした・・・
e0056670_128326.jpg


そして再び日本に戻って、待っていたのは東京現音計画の第7回公演。今回初のクリティックズセレクション。沼野雄司さんのすごい選曲プロデュースでした。
私は今回ソロでイタリアの巨匠カスタルディの歴史的名曲「エリーザ」(エリーゼのためにのパラフレーズ)を弾かせて頂きました。拙くエリーゼの為にを演奏したり、数十秒間沈黙したり、クラスターを連打して狂気に至るまでがすべてものすごく複雑なリズムで書かれています。私が生まれる前にこんな曲が書かれていただなんて、イタリアってすごい!と思いながら譜読みをしました。最後に一発声を上げている写真をカメラマンの松蔭浩之さんが撮ってくださっていました。欠伸しているようにも見えなくもないですが。。。笑
e0056670_139774.jpg




そしてマイクを揺らす、題名もそのまんまの「振り子の音楽」、みなでとんちんかんなユニゾンを奏でるクリスチャン・ウォルフの「エクササイズ5」。最後にアンドリーセンの「労働組合」をアコーディオンの大田智美さん、オーボエの宮村和宏君をくわえた全員で演奏しました!

e0056670_1365998.jpg


e0056670_1394451.jpg


なんといってもリハーサルの時からアンドリーセンの「労働組合」がすごかった。管楽器メンバーは口が壊れそうになり、私は手が水膨れになりそうなのでサポーターをつけることになり、打楽器神田さんは曲の魅力にとりつかれたのか暗譜してくるし、リハーサルの合間にみんなずっと口ずさんでいるし。。。そしてメンバーがみんなその道の名手ということもあり、リハーサルごとに集中力、スピード、音圧が増し、どんどんチンドンパンクな演奏になっていきました。

e0056670_140046.jpg


沼野雄二さん、素晴らしい選曲を有難うございました。そしてご来場くださった皆様もありがとうございました。

そういえばは2000年にアンドリーセン氏の前で演奏していたのでした。高まった気持ちのまま過去のブログを検索したらでてきましたよ、、当時の日記。。。16年も前のお話しです・・・・


2000/05/22(月)
「東京オペラシティブギウギ」
オペラシティタケミツメモリアルにて最後のリハーサル。
合唱、語り、ピアノ、エレピにもPAが入るので
サウンドチェックに少々手間どった。
やはり一番合わせ辛いのが、
私の出番であるブギウギの箇所だった。
リハでは何も問題なかったのに、ホールで距離とってやってみると
怖い怖い!
だってあんなに残響の長いタケミツメモリアルで、
一番後ろで16分音符のリフ弾きながら
ステージ上のセリフと合わせるんだよ。
私の弾くリフはステージには遅れて届くし、
それに合わせた16分音符の語りが私に届くのに、また時差が生まれる。二重の時差でまさにやまびこの世界。
もう聴いて合わせるのは不可能だ、、、と思ったので、
ステージの音を拾うモニタースピーカーはオフにして
自分の耳に飛び込んでくる遠いオケの音をかすかなたよりに
液晶画面の指揮を見ながら、勘でガンガン行っちゃう作戦にした。
どうやら語りとも、オケとも合っていたようだ。
そしたら、、アンドリーセンがほっぺにキッスをしてくれた(^^)。
2000/05/23(火)のブログ
「コンポ-ジアム2000/アンドリーセン ラージアンサンブル作品展」
「アンドリーセン ラージアンサンブル作品展」の本番が終った。
1曲目の「デ・スティル」では、自分のパートが始まる数分前まで
最後方の座席で鑑賞。
ステージ上の皆はリハよりずっと盛りあがって演奏しているのに、
後方の席で聞くと結構まろやか。
もっとファンキーなサウンドがするかと思っていたのだが
響きの豊かさの為かブラスバンドみたいに聞こえた。
でも13分間皆の演奏を聴きながら待って、その後
突然客席の隅でまったく一人で演奏するというのは
実は責任重大でなかなか緊張した。
ほんと、オケの中のソロって緊張するんだよ。
チェレスタとかね、、たまにそういう仕事もやるんだけど、
ずっと待ってて一瞬ここ一発ってやつは怖い。
出そびれる訳ないのに、出そびれたらどうしよう、、とか思っちゃうんだよね。
で、、緊張しながらブギウギでノッて、ノッでるんだか緊張してんだか
妙なテンションで終った(^^;;;。
曲が終わって、後ろでお辞儀したんだけど、誰も振りかえってくれない。
おーい、あたしゃここで弾いてたんだぞぉ、ねぇ、気づいて!(^^;;;(^^;;;(^^;;;
打ち合わせでは指揮の沼尻さんが私をステージに呼んでくださるという
話だったんだけど、
全然忘れられているので自分から上がってステージ中央でお辞儀した。
へへへ。
終った終ったぁ、、、で休憩後は客席で聴こうと楽屋で片付けをしていると、
アンドリーセンご夫妻が楽屋訪問。
どうやら彼はこのブギウギのパートが自分でもいたくお気に入りの部分らしく、
上手く行ったことをやたら喜んでいた。
「君のCDを買うから、あとでサインして欲しい。そして君の住所を教えてくれよ。」
わたしはプレゼント用のCDを持参するのをすっかり忘れていた。
しょーがないから財布をにぎって休憩中のロビーの販売コーナーへ。
アンドリーセンのCDと並んで私の2枚のCDが売られていた。
「どーも、黒田です。すみません、私のCD下さい(^^;;(^^;;(^^;;」
「あ、、どーも、お世話になってます。ありがとうございます。」
と販売員さん。
休憩後は客席で2曲目の「時間」を聴いた。
40分間永遠に静かな時間が流れる曲で、当然睡魔がやってくると覚悟していた。
でもその時間が美しくて響きに包まれているうちに曲が終った。
短く感じた。
終演後、ロビーでアンドリーセン氏を見つけた。
2枚のCDをプレゼントです、と差し出した。
「あ、こっちはさっき買ったから持っているよ。」
「あらま、じゃ、お友達にでも差し上げてくださいね。」
「それはありがとう!ねえ、アキ、ここにサインしてよ、日本語で」
“ルイへ。AKI KURODA”と書いた。
・・・ってわけで、本日オペラシティのロビーで
クロアキのCDが少なくとも3枚は売れたわけだ。
出資者は私とアンドリーセン(^^;;;。






さてさて、クロアキはこの後も怒涛です。5,6月に引き続きチェロの水谷川優子ちゃんとのミニコンサートは下記のとおりです

日程: 2016年7月30日(土) 18:30 ~ 18:55
会場: 紀尾井町サロンホール
水谷川 優子(チェロ)黒田亜樹(ピアノ)
~ミニコンサート デュオの秘密~
ビフォーアフター大公開!前半の15分間、デュオになれた二人が、
初合わせする1曲をどのように組み立てるか見ていただきながら、後半15分は
演奏をお楽しみいただけます。


そして7月31日より怒涛のすごいすごいプログラムの「両国アートフェスティバル」が始まります!

*  *  *  *
【オープニング・イベント】ジョージ・マチューナス:《ピアノ小品第13番(ナム・ジュン・パイクのために)》+トーマス・シュミット《サニタス 151番》同時演奏
日時:7月31日(日)13:00開演(開場30分前)
ピアノ:足立智美
ピアノの鍵盤を釘付けにする、異なった2作品の同一のパフォーマンス。

*  *  *  *
【プログラムA】迷宮で踊ろう〜ヨーゼフ・マティアス・ハウアー
日時:7月31日(日)17:00開演(開場30分前)
ピアノ:黒田亜樹、須藤千晴、保屋野美和、小林侑奈、足立智美
シェーンベルクより早く12音技法を発明したオーストリアの作曲家、ヨーゼフ・マティアス・ハウアー。1938年ナチスに退廃芸術の烙印を押され活動の機会を奪われて以降、膨大な数を書き続けたZwölftonspiel(12音の戯れ)を中心に構成する。アルゴリズミック・コンポジションの先駆、神秘主義者、知られざる作曲家の世界。

プログラム:ヨーゼフ・マティアス・ハウアー Josef Matthias Hauer
・無調音楽第1部 作品22 (1922)
・12音の戯れ〜ピアノ4手のための(1955)
・家庭の音楽〜ピアノ4手のための(1958)
・迷宮の踊り〜ピアノ4手のための(1953)


*  *  *  *
【プログラムB】両国の2台のピアノ
日時:2016年8月2日(火)、3日(水)19:00開演(開場30分前)
ピアノ:黒田亜樹、三枝伸太郎
芸術監督・足立智美の新作に加え、世界的に活躍するヴォイス・パフォーマーのウテ・ヴァッサーマン、東ドイツ出身のコントラバス奏者・即興演奏家のマティアス・バウアー、殴り合いともダンスともいえる独自のパフォーマンスを繰り広げるcontact Gonzo、この専業作曲家でもピアノの専門家でもない3者に2台ピアノの新作委嘱を行う、足立プロデュースの真骨頂。その他、マートランド、チリオ、三宅榛名など2台、ソロピアノ、弾き語りと織り交ぜたカラフルなプログラム。

プログラム:
ウテ・ヴァッサーマン Ute Wassermann:(小道具と指のための新作、2016委嘱)
マティアス・バウアー Matthias Bauer:ピ(2016委嘱)
コンタクト・ゴンゾ contact Gonzo:(2016委嘱)
足立智美 Adachi Tomomi::あのぴあの(2016委嘱)
スティーヴ・マートランド Steve Martland:《ダンス・ワークス》より(1993)
ルチアーノ・チリオ/ジローラモ・デ・シモーネ編 Luciano Cilio / Girolamo de Simone:スィッフ
三宅榛名 Miyake Haruna:捨子エレジー(1973)
ルチアーノ・ケッサLuciano Chessa:小道具のための変奏曲(2002/05/07)
クリス・ニューマン Chris Newman:《悲しい秘密》より「ああ、ほんとにごめん」「絶望的な空」「死んだ男」他(1981/82)



*  *  *  *
【プログラムC関連トーク】藤井一興、四分音ピアノを語る
日時:2016年8月6日(土)開演14:00(開場30分前)
出演:藤井一興、黒田亜樹
1988年、師であるアンリエット・ピュイグ=ロジェとともに《四分音システムによる24の前奏曲》を録音した藤井一興を迎えて、じっくり語っていただきます。

*  *  *  *
【プログラムC】四分音ピアノの世界
日時:2016年8月7日(日)開演14:00〜、18:00〜 2回公演(開場30分前)
ピアノ:藤井一興、黒田亜樹、須藤千晴、保屋野美和、小林侑奈
ヴィシネグラツキー《四分音システムによる24の前奏曲》を中心に、名手の演奏で贈る四分音ピアノの宴。

プログラム:
イワン・ヴィシネグラツキー Ivan Wyschnegradsky:
・四分音システムによる24の前奏曲 (13音からなる全音階的半音階に基づく)〜2台の四分音ピアノのための
・旋回運動のためのエチュード〜8手の四分音ピアノのための
チャールズ・アイヴス Charles Ives:3つの四分音作品

*  *  *  *


※曲目、演奏者は変更になる場合があります。

チケット(税込):全自由席
オープニング:1000円(同日のプログラムAのチケットをお持ちの方は500円)
プログラムA,B,C各回:前売一般3,000円、門天会員・学生2,500円(当日券は500円増し)
8/6トーク:1000円(7日プログラムCのチケットをお持ちの方は無料)
全公演通し券7,500円(B及びCプロは観覧日時指定)

ご予約・お問い合わせ:
両国門天ホール
メール:ticket@monten.jp
電話&FAX:03-6666-9491
             
  
[PR]
# by kuroakinet | 2016-07-21 01:58 | コンサート