先週はミラノで新しく立ち上げられた若いピアニストのためのコンクールの審査などに携わっていて、慌ただしく過ごしていました。そのこともおいおいゆっくり書きたいのですが、バタバタと過ごしているうちにどうやらぼちぼちとブルグミュラーのDVDが出回っているようです。
先月ミラノでとった簡単なメッセージビデオを貼っておきますね。 貼り付けの静止画像の顔が怖すぎて思わず抹殺したくなりましたが、スタッフが時間を割いて作ってくれたプロモーションメッセージなので抹殺するわけにもいかず。。。とほほ。 なんでこんな疲れ切った顔で映ってしまったかというと、張り切ってイタリア語、英語、日本語とでメッセージを恰好よく決めようとおもって朝から練習していたんですよねー しかし、いざイタリア語でマイクテストをし始めると、プロデューサーが「AKI...日本語だけでいいんじゃないか?字幕つけるからいいよ」と。がーびーん。私のこの貧困なイタリア語だとつっかえたりいいまちがえたりして時間がかかるからでしょうね。それでがっくりとしながら日本語だけでしゃべったのですが。まあそんなことは演奏には関係ないのでどうでもいいですかね。しかしそのせいで化粧するのわすれました。せっかく考えたイタリア語メッセージを録音する前にあっさり却下されてよほどショックだったのね、わたし。すっぴんだし噛んでるし、当時のサロンの雰囲気なんか思い出せるわけないし(生存してないしなー)メッセージのクオリティわるくてすみません。とほほほほ。 でもCDとDVDがどんな感じなのかの参考にはなるかとおもって、渋々貼ってみました。 というわけでこちらはメッセージなしショートバージョンです。 東音ショップのほか、AMAZON、HMVなどで入手できます! これまで私がLIMENチャンネルで演奏してきた音源と動画のリンクはこちら ↓ http://limenmusic.info/?page_id=3550 スクリャービン、ドビュッシー、ブゾー二、ピアソラ、ドナトーニ、望月京、杉山洋一などいろいろあります。 というわけで昨日から日本におります。節電と時差ボケのため夜明け前に更新しました。ミラノの新しい国際コンクールのお話や、夏の日本でのコンサートのお話、新しく決まった連載のことなどお知らせしたいことがいっぱいなのでまた夜中(明け方?)に更新しますね。おやすみなさい。
by kuroakinet
| 2011-06-26 02:37
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黒田亜樹(piano)
東京芸術大学卒業後、イタリア・ペスカーラ音楽院高等課程を最高位修了。 フランス音楽コンクール優勝。ジローナ20世紀音楽コンクール現代作品特別賞受賞。現代音楽演奏コンクール優勝、朝日現代音楽賞受賞。卓越した技術と鋭い感性は作曲家からの信頼も高く、「ISCM世界音楽の日々」「現代の音楽展」「サントリーサマーフェスティバル」「B→Cバッハからコンテンポラリー」など、主要な現代音楽演奏会にて内外作品の初演を多数手がける。ビクターより「タンゴ・プレリュード」「タンゴ2000」をリリース。タンゴの本質を捉えた表現と大胆なアレンジは各方面で注目された。2013年にはバンドネオン奏者の小松亮太氏とともにピアソラ作曲オペラ『ブエノスアイレスのマリア』を、ピアソラ元夫人で歌手のアメリータ・バタールを迎え完全上演し話題を呼んだ。国外ではサルデーニャのSpazioMusica現代音楽祭でブソッティ作品の初演、パルマのレッジョ劇場でキース・エマーソンの代表作「タルカス」を現代作品として蘇演、シチリアのエトネ音楽祭出演などイタリアを中心に活動。 作曲家・植松伸夫と浜渦正志の指名により録音した「PianoCollectionsFINALFANTASY」やイタリアLIMENレーベルよりリリースした「ブルクミュラー練習曲全集」のDVDによっても、世界中のファンに親しまれている。 2014年アメリカのオドラデクレーベルより「火の鳥」~20世紀音楽ピアノのための編曲集リリース。イギリスBBCミュージックマガジンにて五つ星、レコード芸術誌にて特選盤に選ばれる。「東京現音計画」メンバーとしてサントリー芸術財団第13回佐治敬三賞受賞。ミラノ在住。ht t p:// k u r o a k i. n e t 公式サイト・クロアキネット 以前の記事
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