皆さま日本の残暑はいかがですか?こちらは2か月ぶりにミラノに帰って、やっと日常生活のペースをとりもどしました。
日本でのいろいろなイベントを振り返って備忘録みたいなものを書いておこうかな。。。と思っていたところに、マントヴァフェスティバル事務局からSTEFANO BOSSI氏撮影の素敵な写真が届いたので、ちと時差がありすぎではありますが思い出話を。 ![]() 二人とも長身で優しくって立ち振る舞いも演奏も洗練されていて、それでいてお茶目で、彼らといると演奏しているときもオフステージでも、ともかくやり取りが楽しいのです。 ![]() マントバフェスティバルはフランスや日本のラフォルジュルネのようなイメージの大きな音楽祭。町のあちこちの劇場や美術館、お城で演奏会が4日間朝から夜まで行われます。出演者たちが集まる食堂にはソッリマ、ロンクイッチ、プロセーダなど人気演奏家が勢ぞろい。あーひさしぶり~と皆で挨拶してばかりで食事がなかなか進みません・・・・そして会場にはアルフレッド・ブレンデル氏のお姿が。晩餐会もご一緒させていただきました。 ![]() ![]() しかーし、珍道中クロアキはマントバでもやらかしてしまいまして、ブレンデル氏らとの会食会をいそいそと退散してあわてて駅に向かったのに、目の前でミラノ行最終電車が去ってしまい、延泊するはめに。夫と息子にあきれられたことは言うまでもありません。朝五時の始発電車でミラノに戻りましたが息子のお弁当の準備に間に合う時間には家につけませんでした・・・・ 今後マントヴァに行くたびに最終電車を見送ったトホホな気分を思い出すことでしょう。 ということで季節外れのレポートその1でした。 コンサート情報(日本) 10月29日 19時 東京オペラシティリサイタルホール 高橋悠治作品演奏会 12月18日 19時ヤマハ銀座スタジオ 東京現音計画 プロデューサーズセレクション国塩哲紀 12月27日 19時 フェニーチェ堺 杉山洋一プロデュース 武満徹室内楽名品選
by kuroakinet
| 2019-09-08 07:40
| ミラノ日記
|
フォロー中のブログ
黒田亜樹(piano)
東京芸術大学卒業後、イタリア・ペスカーラ音楽院高等課程を最高位修了。 フランス音楽コンクール優勝。ジローナ20世紀音楽コンクール現代作品特別賞受賞。現代音楽演奏コンクール優勝、朝日現代音楽賞受賞。卓越した技術と鋭い感性は作曲家からの信頼も高く、「ISCM世界音楽の日々」「現代の音楽展」「サントリーサマーフェスティバル」「B→Cバッハからコンテンポラリー」など、主要な現代音楽演奏会にて内外作品の初演を多数手がける。ビクターより「タンゴ・プレリュード」「タンゴ2000」をリリース。タンゴの本質を捉えた表現と大胆なアレンジは各方面で注目された。2013年にはバンドネオン奏者の小松亮太氏とともにピアソラ作曲オペラ『ブエノスアイレスのマリア』を、ピアソラ元夫人で歌手のアメリータ・バタールを迎え完全上演し話題を呼んだ。国外ではサルデーニャのSpazioMusica現代音楽祭でブソッティ作品の初演、パルマのレッジョ劇場でキース・エマーソンの代表作「タルカス」を現代作品として蘇演、シチリアのエトネ音楽祭出演などイタリアを中心に活動。 作曲家・植松伸夫と浜渦正志の指名により録音した「PianoCollectionsFINALFANTASY」やイタリアLIMENレーベルよりリリースした「ブルクミュラー練習曲全集」のDVDによっても、世界中のファンに親しまれている。 2014年アメリカのオドラデクレーベルより「火の鳥」~20世紀音楽ピアノのための編曲集リリース。イギリスBBCミュージックマガジンにて五つ星、レコード芸術誌にて特選盤に選ばれる。「東京現音計画」メンバーとしてサントリー芸術財団第13回佐治敬三賞受賞。ミラノ在住。ht t p:// k u r o a k i. n e t 公式サイト・クロアキネット 以前の記事
2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 03月 2020年 02月 2019年 09月 2019年 06月 2019年 02月 2019年 01月 more... カテゴリ
ブログパーツ
ライフログ
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||