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ブエノスアイレスのマリア、ライブ版リリース決定!

ブエノスアイレスのマリア 東京オペラシティ公演がついに終了しました。
二年前のあの時からずっとみんな溜め続けてきた情熱と執念。幻だったアメリータのマリア、想像以上だったギジェルモの声。もはやみんなの盟友レオナルド。幾つもの難題を乗り越えて本番に繋いでみんなを引っ張っていった小松亮太。最後はみんなこんな笑顔、、、ステージで泣きながら笑ったのは私も初めて・・・・・
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あの日のすべてがしっかり記録されました!
【CD発売情報】8/28リリース!バンドネオン小松亮太&東京タンゴ・デクテット ゲスト:アメリータ・バルタール、ギジェルモ・フェルナンデス、レオナルド・グラナドス
http://www.amazon.co.jp/dp/B00DNJL36U
ピアソラのタンゴ・オペリータ「ブエノスアイレスのマリア」全曲


作品については小松亮太氏のブログに、この公演までのいろいろな経緯については
よしむらさんのブログに書かれてています。

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by kuroakinet | 2013-07-01 13:54

蘇るマリア!

今月中旬はミラノに二週間帰って、国際ジュニアコンクールの審査員とやらを務め、23か国ものジュニアピアニストたちの演奏を聴いてきました。普段から息子の小学校なども多国籍なので、文化的背景も親子関係も教育に対する感覚もそれぞれ違うということは重々承知であるけれども、ピアノにおいてもやっぱり音色や表現に大きな違いとなって現れますね。きっと私だっていろんな意味でやっぱり日本人ならではの音がしているんだろうなと思う瞬間・・・・・
ささやかな国際交流のお役目を果たしたあとは、大慌てでまた帰国して今週はまたまたマリア!マリア!マリア三昧です!!
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アストル・ピアソラの大作「ブエノスアイレスのマリア」が上演され、録音されたのが1968年。私が生まれた年です。

20代の始めにピアソラに夢中になってあれもこれも必死で耳コピーして、このオペラにもどれほど憧れて何度きいたことか。アレグロタンガービレはピアノソロに編曲てCDにも入れたりして何度も弾きましたが、オリジナルの編成で、そしてこのCDでマリアを歌っているアメリータさんと全編上演する日がくるだなんて!!


まだデビュー前だった亮太君のライブに足を運んだり、自分もバンドネオンにも手をだしたり諦めたり、タンゴ奏法を小松真知子さんに習いに伺ったり、仲間とピアソラランドを結成したり、タンゴに向き合っては跳ね返され、紆余曲折。揚句にイタリアに流れついたりしたわけですが、イタリアの仲間たちと演奏していると、私は日本でタンゴ仲間たちに教えてもらったいろんなエッセンスのおかげで強くなれたんだなと思うことが多いのです。

そんなことを思っている時、亮太君から3年前「マリア、やりませんか」とお誘いのメールが飛んできて、何が何でも弾かせて!と返信しました。それから本当にいろいろなことがありましたが、一回でも多くリハーサルに参加したくて、一回でも多くライブに参加したくて、せっせと口実作っては帰国してライブを重ねてきました。オール日本人キャストでのマリア、SAYACAちゃんが悩みながらどんどんマリアになっていった様子にも、大きな勇気をもらいました。


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24日江古田バディ オール日本人キャストによるブエノスアイレスのマリア




そしてついに昨日、アメリータさんとのリハーサル。私の自分の生きていた年月分、マリアが時間を巡って明後日新宿で蘇るんです。
リハーサル初日の1曲目、私たちが演奏はじめたら、アメリータさんもおおおーーって両手で顔を覆って、感極まっておられました。

とはいえ、感動したり感慨にふける間もない大作なので毎日ひたすらリハーサルするのみです。
明日はホールでリハーサルです!本番ではこれまでのさまざまな時間が音になりますように!


アメリータさん、74年のピアソラとの映像。アメリータさんの大ヒット曲、この動画で歌っている「ロコへのバラード」も「ブエノスアイレスのマリア」と同じ、ピアソラ×フェレール×アメリータさんのコラボレーション。

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by kuroakinet | 2013-06-28 00:33

<ミラノからニッチなピアニスト参上 前篇> 18日

お知らせ!前回の帰国時、プロデューサー平井洋さんの番組にお招きいただきましたが、その番組が二回にわたって放送されます。

平井さんが好きなCDを持ってきてください、とおっしゃるので、それならば、、、と他の番組では取り上げてもらえなさそうな音源(!)を持参したら、あれも全曲これも全曲、かけてくださいました。

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<ミラノからニッチなピアニスト参上 前篇> 出演:平井洋 ゲスト:黒田亜樹(ピアニスト)
東京FM コミュニケーションズグループ  音楽専用・衛星デジタルラジオ "ミュージックバード"
2013年5月18日(土) 18:00 
プロデューサーの部屋  第94回
http://musicbird.jp/programs/producer/

18:07
【Tango2000】より
・ピアソラ/アディオス・ノニーノ
(9'46")黒田亜樹(P)99年録音ビクターVICC-60143
18:24
【林光/セロ弾きのゴーシュ】より
・林光/独奏チェロのための小ソナタ「土神ときつね」より「きつね」
(2'56")藤原真理(Vc)96年録音 DENON COCO-80180
18:32
【アレッサンドロ・カルボナーレ ライヴ・イン東京】より
・フランク・ザッパ/FZフォー・アレックス
(8'59")アレッサンドロ・カルボナーレ(Cl) 黒田亜樹(P)10年録音 ライヴノーツWWCC-7694
18:51
・ドビュッシー(ボルヴィック編)/牧神の午後への前奏曲(ピアノ独奏版)(8'55")黒田亜樹(P)09年録音オリジナル音源-

19:09
【ブエノスアイレスのマリア(全曲)~2部構成のオペリータ】
・ピアソラ/ブエノスアイレスのマリア
(83'23")アメリータ・バルタール(Vo)
エクトル・デローサス(Vo)
オラシオ・フェレール(Vo)
アストル・ピアソラ(バンドネオン、指揮)
ハイメ・ゴーシス(P)
アントニオ・アグリ、ウーゴ・バラリス(Vn)
ネストル・パニック(Vla)
ビクトル・ポンティーノ(Vc)
キチョ・ディアス(Cb)
カチョ・ティラオ(G)
アルトゥーロ・シュネイデル(Fl)
ホセ・コリアーレ(Perc)
ティト・ビシオ(Vib、シロフォン、カンパネリ)68年録音ビクターVICC-60220~1

20:41
・ショパン/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調
・シューベルト/ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D960
(68'17")セルジオ・フィオレンテォーノ(P)94年録音APR-APR 5553

21:53
・フランコ・ドナトーニ/SOLO-10の弦楽器のための より杉山洋一指揮リーメン・アンサンブル10年録音Limen-CDE11-C012

22:00 終了
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by kuroakinet | 2013-05-17 02:58

カルボナーレ来日

すみません、久しぶりの沈黙破りです。
今朝(っていうかもう日付変わってしまった・・・)成田に着きました。カルボナーレはローマから、私はミラノから。

カルボナーレ氏はホテルで休むこともなく楽器屋さんに楽器調整にでかけ、人気寿司屋の行列にならんで寿司をたらふく食べてから、東京芸大で公開レッスン&ミニコンサート。冗談沢山交えて若者に囲まれてご機嫌なアレッサンドロでした。成田から超人のペースに普通につきあって通訳もしてピアノもひいてお供もしましたが、明日(っていうか今日ですよもう。。。時差ボケで疲れているのに目がぎんぎんで日付感覚がなくて・・・)朝から移動して夜岡山公演、この先数日はこの超人ペース。だいたい曲目は?曲順は?って私が聞いても「知らない」って答えるのが常なお方ですからね・・・彼がイタリアに戻るころ私が倒れないようにみんな祈ってて。

17日岡山ルネスホールチラシはこちら

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20日は名古屋宗次ホール
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21日は東京津田ホール
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今回の公演のテーマはそのものすばりワールドミュージック!
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by kuroakinet | 2013-05-17 02:45

わらしべ長者?

ご無沙汰~
年末弾丸帰国の後も地道にミラノ中心に活動しておりましたが、また明日から少し長めの帰国です。帰国前に年明けからのミラノ生活を振り返ってみようかと。

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モーツァルトのお誕生日に、お世話になっている音楽愛好家、いわゆるミラノの音楽界のパトロンというべき方のお宅でソロコンサートをしました。モーツァルトから始めて、バッハ、そして高橋悠治作品を弾きました。イタリアに住み始めた当初、私はピアノを持っていませんでした。どこか練習場所はないかな、と出会う人出会う人に尋ねているうちにこの御邸宅の主と知り合って、それからは毎日のように練習させていただいていました。ミラノ在住で活躍している沢山の演奏家をサポートなさっている方だということを知ったのは、練習のついでに何度もお食事まで頂いて親戚のような気分になったあとでした。この主のレコードCDコレクションは凄いもので、そういった交友関係もあってここの定期コンサートはマニアックな聴衆たちでいつも満席になるのです。このようなサロン的なコンサートでは、モーツアルトの序奏のあとのテーマがでてくるあたりで「ああなんて素敵なの!」と小さな囁きがこちらに届いたりして、静まりかえったクラシックのコンサートとち違い、ちょっとジャズのライブハウスのような感じで、客席とのキャッチボールが楽しいんですよ。


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国立音楽院ではGabriele Manca教授プロデュース、若い作曲家たちの作品初演で二台ピアノの作品を
7曲初演しました。当日の指揮は作曲家でもあり、受け持っている指揮クラスも受講中の生徒でした。指揮クラスの担当ももう数年目。ドイツの劇場と契約し、国際的に活躍するような人も巣立って、入替わりに若いかわいい青年が入ってきたり。ミラノ生活新参者だった私にも気がつけばささやかな歴史が積み上がっていて、感慨深いです。


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一昨日は某プロデューサーからとあるプロジェクトの相談ついでに遊びにおいでとお誘いをうけ、トリノの1600年代の御邸宅に家族3人でお泊りに行って参りました。門から玄関までがこんなにあって、玄関に立っている私も息子も豆粒です。主は私のCDをご覧になって、ピアソラ、ザッパと君は共演したことがあるのか?とおっしゃって、そんなのもちろんないですとも、とお返事したら「僕は二人とも一緒に仕事をしたことがあるよ」と。ほほほ・・・・

古いけどピアノはあるから好きに練習していいよと言っていただき、奥の部屋の入ると1800年代のピアノが。息子にも触らせてみちゃった・・・・とても良い状態の楽器でした。

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いつでもまた家族でいらっしゃい、そして君は何が一番やりたいか考えてきなさい、と言われ、とりあえずソリでお庭を滑ってみたいと申し上げましたが・・・どうやらそうじゃなくって音楽のことを考えなくちゃいけなかったようなのですが、ソリならあるよ、と出してくれました。

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これ、全部こちらのお庭なの!で、張り切って滑ったのですが・・・

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見事にひっくり返りました。受験生の皆さん、ごめんなさい。

あらら。なんともしまりのない久しぶりのブログになってしまいましたが、一生懸命ピアノさえ弾いていれば、わらしべ長者みたいにあちらこちらの素敵な御邸宅に厚かましくも滞在したり練習したりできるということを、イタリアに来て知りました(^^)

というわけで、そろそろ帰国の荷造りをします。3月はコンサートと講座で関西、中部、四国、など回ります。また帰国したらすぐ情報など書きますね。では日本で!ちゃお!



追伸
LIMENMUSICのサイトがバージョンアップしたようです。まだ使い方がわからないのですが。新しく収録した白ミサがアップされています。

下記リンクでAKI KURODA in concertPiano Sonata n. 7 in Bb major, OP.83(A.N. Scrjabin)
が聴けます!(最初数秒広告ですのでちょっとまってね!)
http://limenmusic.twww.tv/?v=d61543de267345083d329e22931dbe61
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by kuroakinet | 2013-02-26 11:10

BUON NATALE!おまけつき!

AUGURI!イブイブが日曜でイブが月曜、クリスマスは火曜なので大連休、学校も仕事もみな終わり、ミラノは車も少なくて静かです。数日前から我が家の前ですれ違うさまざまなご近所さんたちと、「祝福を!」と言葉をかわして抱擁すること数十回。

食品売り場は混みあって行列。家族や大切な人たちが家に集まるので、日持ちのするクリスマス料理をたんまり作って一緒に食べます。日本のお正月のようなものですね。私たちは夫婦ともに日本人で親戚はミラノに居ないものの、親戚同然にお世話になっている大切な友人とクリスマスを過ごします。

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↑作曲家マンカ邸。ミラノ郊外の素敵なお宅に住んでいます。暖炉も海と同じで、ゆらゆら動くのをただ見ているだけで心が安らぎます・・・・郊外では暖炉をつかっているおうちが沢山ありますよ。



マイペースに収録を進めているLIMENMUSICですが、重くて途中で止まってしまうとか、イタリア語で操作しにくい、というご意見も多々ありましたが、いくつかに限ってPTNAとの提携でYOUTUBEへの転載が可能になりました。というわけで転載したばかりの「バッハ・ブラームス編左手のためのシャコンヌ」の動画を貼っておきますね。
みなさま素敵なクリスマスを。AUGURI!! 




P.S
一つ前のブログで某ライブ、とほのめかしたライブ情報が明らかに!
【お正月バンドネオン小松亮太@江古田バディ】
1月5日16時http://www.buddy-tokyo.com/scdl.html (vl)近藤久美子、谷本仰(va)吉田有紀子(vc)松本卓以(bs)田中伸司(gt)鬼怒無月(perc)佐竹尚史、真崎佳代子(vo)Sayaca KaZZma(pf)黒田亜樹 他

隠れ家的ライブハウスで14人編成(バンドネオン、pf,bs,gt,vl×2,va,vc,fl,歌×2,ナレーター、打楽器2名)
で80分の大作「あのオペラ!!!」。。。。。しかも3000円!亮太くんからのお年玉?!
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by kuroakinet | 2012-12-24 18:18

小松亮太プレゼンツ「エル・タンゴ!」

今日、リハーサルでお久しぶりに会った方に「ブログみたよ~でも滅多に更新してないね~」と言われたので
久々に更新しにきたのですが、いろいろありすぎて書ききれないよ~
TWITTERとFACEBOOKはちょくちょく更新しているのですが・・・

短い近況呟きはこちらで~
https://twitter.com/kuroakimilan


さて現在“ピアソラが南米の文豪ボルヘスと手がけた幻の名作を蘇演する”企画、小松亮太プレゼンツ「エル・タンゴ」のリハーサルまっただ中です。

亮太君とは震災後、公演中止になってしまった「ブエノスアイレスのマリア」以来の再会。「エル・タンゴ」を演奏したいんだけれど、とミラノまでメールが届き、録音でしか聞いたことがないこの大きな作品を、コンサートでやってしまおうという亮太君の実行力とそれができる力に敬服。そしてメンバーには中止になってしまった「マリア」の時のメンバーもたくさん!この写真画面に収まりきらない打楽器と管楽器・・・
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本番は9月8日9日三鷹市芸術文化センター!
http://mitaka.jpn.org/ticket/1209080/


これがエル・タンゴを初演する最強メンバー!小松亮太君のブログより
http://ryotakomatsu.eplus2.jp/article/290207410.html

(亮太ブログは更新が頻繁で情報量がすごい。私もここでいろんな貴重な動画情報を入手しています。)

ほかに書きたいこと、書かなきゃいけないこと、たくさんあるんだけど
本日のリハーサルを終えて私は自分自身への宿題がまだまだ・・・あるので今日はこれにて。
今年はピアソラ没後20年で世界各地で様々な公演があると思いますが、この土日の三鷹公演は世界でも本当に貴重な公演になるはずです!!今からでもお時間都合がつく方は是非!土曜はまだ残席あるそうです。
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by kuroakinet | 2012-09-06 18:38

7月26日ムジカーザ

来週のミニコンサートのお知らせです。
平日夕方、わずか30分のステージで申し訳ないですが
無料、どなたでもお越しいただけます。
私は現在進行中のスクリャービン録音シリーズ等、演奏予定です。

「ピティナ×OTTAVAトークコンサート」
林田 直樹 with 黒田亜樹 奈良井巳城
2012.7.26(Thu) 18:30~19:00
MUSICASA(代々木上原)

TBSのインターネットラジオ「OTTAVA(オッターヴァ)」の
番組「OTTAVA amoroso for weekend」のプレゼンター
林田直樹のナビゲートで送る、一夜限りの豪華共演。
ロシア・ピアニズムの系譜に連なるMiki(奈良井巳城)と
ジャンルを超えた音楽を取込んだAki(黒田亜樹)のピアニズムをお楽しみください!

またこのトークコンサートのあと、19時過ぎからは
日本とイタリア往復しながら、皆で寺子屋的に集って研鑽を積んでいる
若いピアニストたちのジョイントコンサート。詳細はこちら
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by kuroakinet | 2012-07-19 09:02

帰国しました!

こんにちは!お久しぶりすぎてブログが腐って?しまっているのではないかと気になって更新に来ました。1年ぶりの長期帰国ということで、もう東京におります。

夏の長期帰国中は、イタリアの長い夏休みを利用して、息子が日本の小学校に通う!という、地味ながら大事な目的があるのですが、普段とは違う場所で私も慣れないので、ペースをつかむまで大変です。もともと私は国際級の忘れ物名人なので。イタリアでは履き替えない上靴だとか、イタリアでは着替えない体操服、とか給食当番とかね。小学校の持ち物が何もかもが違うので、最初の一週間は息子と、あれはどこだ何がいるだ、で大騒ぎしています。やっとこの生活にもペースがつかめたところで、今週末の七夕にチェロの水谷川優子ちゃんとのコンサートがあり、リハーサルが始まりました。
優子姫がブログ用写真、、、とかいって携帯で写真をとっていたので、私もそろそろいくらなんでも更新しようかなと思った次第。
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水谷川優子ちゃんとは実はイタリアの恩師つながりという深い長いご縁があるのです。お互い日本とヨーロッパを行き来する生活を続けていますが、優子ちゃんは夏はヨーロッパ、私は夏は日本、なのでいつもすれ違いなのですが、今回うまくタイミングあって共演できることになりました。久しぶりに一緒に音を出してみて、思わず弾きながらありがとう、と言ってしまいました。だって何も説明しなくっても予想以上の音楽が進むんだもの。
アレンジもラフなままリハーサル始めたのだけれど、するする方向がきまってびっくり。
ピアソラオンリーのコンサートは私自身もすごく久しぶりなのですがとっても楽しみです。



あまりに久しぶりなので、大雑把に近況報告。前回のブログはカルボナーレツアー前だったんですね。公演は過去のツアー以上に盛り上がり、ミラクルなコンサートになり、本人上機嫌でローマに帰りました。お世話になった皆さま有難うございました。
白寿ホールのカルボナーレコンサートレポートはこちら。
おそらくまた来年か再来年にツアーが実現しそうです。

で、そのカルボナーレ最新ライヴCD「ライヴ・イン・東京」が2012年5月号のレコード芸術新譜特選に選ばれたそうです!これももう7月なのに二か月も前の古い話ですみません!古い話ついでにCDのこぼれ話を書きますが、実はこのライブCDのリサイタル、東京公演2日前の大阪公演では「ちょっと休憩したいから君のソロいれろ」と直前にいわれ、更に「明後日東京は予定していた映画音楽全部やめて、プーランクをやろう」と言われ、翌日慌てて楽譜を買いに走り、恐ろしいことに本番の日もリハーサルしてくれなかったという忘れられない公演でした。しかも録音が入っていることも私は知らなかった・・・あとからCDにしますと聞き、怖くてチェックすらできず、どうぞ好きなようにしてください、とお任せしてしまった。そして特選。なんだかはめられた気がしますがまあ結果よしということで喜んでおります。

ミラノの仲間たちに誘われたピアノカルテットは、1年ほど辛抱強くリハーサルやお試しコンサートや、メンバーチェンジなどありましたが、いよいよ本格的に活動を始めることになりました。
今までいろいろな海外のアーチストの伴奏や共演をしてきましたが、固定のアンサンブルメンバーというのは初めてなので、これまた貴重な体験をしています。イタリア人ってこんなに理屈っぽいの、と思うくらいリハーサル中に理論やら理屈を繰り広げますし、喧嘩しているんじゃないのかと思うほど言い合いますし。でもカルテットのあとにソロのコンサートをすると、以前よりいろいろなことが見える自分を実感することもあり、たぶん、いろんな言い合いをしながらもメンバーから素敵な刺激をもらっているんでしょうね。しかし語学的ハンディが私の場合ものすごく大きいので、言い合いになるとみんなの倍エネルギーを消耗するので、なかなか大変です。

ミラノで国際ジュニアコンクールの審査もさせていただきました。これも二度目でしたが、ロシアからもたくさんのジュニアが受けに来て、国際的な素晴らしいピアニストたちと審査会議でいろいろな音楽談義をかわせて、昔の自分には想像もできなかった新しいお仕事体験でした。
そうそう、スクリャービンのソナタ全曲録音計画も地道に進めています。ソナタ以外の小品も織り交ぜながら長期計画で完走したいと思っています。

そう、それからね、日本には私が大事に応援している若いピアニストの卵たちがいるんですよね。彼らと歩む日々もこれまたかけがえのないもので、私がこれまで恩師から頂いた大切な伝統と、かつて不良ピアニストだったためにやってしまった沢山の失敗から得たものを、教えてあげたいと思っているんですよね。彼らはイタリアまで飛んできてくれたりするので、何より私自身がまだまだ強く進まないことには彼らのことも引っ張れないなあと思ったり。私の方こそ逆に若手に刺激されているのかもしれません。そんな若手たちと並んで演奏する機会も今月末に設けましたので、また近々こちらに載せますね。

遅れてきた時差ボケで、朦朧としながらの久しぶりの更新でした。
写真、携帯から取り込むのはまた後からやるわ、今回は文字だけです。チャオ!
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by kuroakinet | 2012-07-02 22:59

まもなくカルボナーレとツアーです!

年末年始の時の流れはあまりに速くて。こんなにブログを放置していたとは・・・自覚なし。
ヤマハの「ピアノの本」連載や後援会会報のコラムは定期的に書いていたので、いろいろと物を書いたり情報更新しているつもりになっていました。いやはや。

こんな間抜けな新年のご挨拶ではありますが、どうぞ今年も宜しくお願いします。
ミラノでは新しく誘われたピアノカルテットとスクリャービンソナタ全曲企画が地道に進んでいます。スクリャービンソナタ4曲プラスアルファで先週ソロコンサートが予定されていたのですが、ミラノの寒波大雪で暖房が凍結して壊れてしまい、14日に延期に。15日に日本帰国便に乗る予定なのでなんだかぎりぎりまでばたばたです。
ソナタ、4,5,7,9、と炎に向かって、というプログラムで、RAIラジオのクラシック番組司会者でお馴染みのオレステさんのお話とともに、スクリャービンの作曲の軌跡をたどりましょうというコンサート。並べてみるといろんな意味でかなり怖いプログラム。さあ、明日本番、という時に延期の電話がかかってきたのですが、夫が明日からもう家でしばらくスクリャービン聴かなくてすむと思ったのに、さすがにこれだけスクリャービン並べて聴くと気持ちが変になるといい始めました。暖房が壊れたのもスクリャービンのミサの呪いかしら、という気がしたり、このところ練習のあと疲れてねると不気味な夢をみます。危ない。なぜスクリャービンをまとめて弾いてみようと思ったのかについていつかここに書きたいと思っているのですが、その話は高校時代FMから流れてきた神秘和音に憧れ、即興演奏に明け暮れていったあたりに遡るので、またそのうちに。

14夜にその不気味なコンサート?を終えたら翌日15日フライトで、16日にアレッサンドロ・カルボナーレと一緒に成田に到着。その後コンサートが続くので慌ててブログを書きに来たわけです。2月17日 昭和音大、18日 白寿ホール、19日奈良、20日大阪、21日大阪ドルチェ楽器マスターコースといつものごとくに密集スケジュール。おまけに白寿が2公演、大阪と奈良は公演前のアンサンブルクリニック付きということですから、本当に超パワフルなツアーです。でも彼は取材のときに、「僕は1日3公演でもできるよ、じっとしているとおかしくなる、休むと具合が悪くなる、ずっとクラリネット吹いているほうが体調がいい。」などとのたまっておりましたので、きっとまたあの調子で毎日すごいステージを繰り広げることでしょうねえ。

というわけで、カルボナーレの熱烈ファンの方がこのブログを覗きに来ることもあるかもしれないので、こぼれ話など。
先日ローマまであわせに行ってきました。ローマは交通渋滞がとんでもないので、いつもカルボナーレがバイクの後ろに私を乗せてくれて移動するので、気分は「ローマの休日」。カルボナーレファンからしたら、二人乗りで彼にしがみついて羨ましい!なるところでしょうが、彼はクラリネットケースを背負っているので、私がしがみつくのはカルボナーレの背中ではなくて彼のクラリネットケース。硬くて四角張っていてまああまりしがみつき心地は良くないのです。

今回の日本公演のプログラムにはカルボナーレの親しい友人である作曲家Prioloの作品初演が含まれているのですが、このPriolo氏、ギタリストでもあり、タンゴバンドを組んでいるそうです。この作品はタンゴの語法をつかった近現代曲で、クラリネットもピアノも技巧満載、カルボナーレ監修で楽譜も出版されています。タンゴといってもクラシック音楽として書かれたタンゴ、ストラヴィンスキーみたいな譜面なのですが、まあ私が弾くとちょっとアルゼンチンタンゴ的なアーティキュレーションがどうしても出ます。それが作曲家本人も気に入ったみたいで、ブラーヴァブラーヴァと喜んでいました。よかった、私の好きなように弾いてもよくって。もしかしたら公演の会場で楽譜を販売したりすることもできるかな、と彼はいっていましたがどうなったかな。今回はアレッサンドロはこの曲を日本で紹介できることが楽しみで仕方ないみたい。

そしてもう一つこの日、急に彼はよいレパートリーを思いついたといって、サラサーテのカルメンファンタジーのクラリネット編曲バージョンをためしにやってみようと言い出しました。で、ためしにやってみたところ、その場に居合わせた作曲家Priolo氏の奥さんであるバイオリンのエリーザもイイ!イイ!と大盛り上がり。まあほんと、笑っちゃうような超絶技巧で、それでとっても音楽が深いのですよね。
カルメンファンタジーは関西公演のプログラムに急遽挟み込むことに決まりました。東京は1日2公演で、すでに曲目決定してプログラム印刷しているのでどうかな?でもアンコールでやっちゃったり、また気まぐれに挟み込んだりする可能性もありそうです。お楽しみに!

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by kuroakinet | 2012-02-12 19:47