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録音から15年!東京現音計画版タルカスは7月2日!

録音から15年・・・イタリア初演メンバーを迎えて「タルカス」東京現音計画版として日本初演!!!





2004年「タルカス&展覧会の絵 黒田亜樹」CDに添えられたメッセージ

『煙をあげるムーグ・シンセサイザーも、燃え上がる炎が聴衆を襲うような装置もなしで演奏されたタルカス、僕が聴きたかったのはこれだったんだ。この曲が僕の曲じゃなかったとしても、こういう曲が聴きたかったんだよ!
ありがとう、亜樹。
キース・エマーソン』

『20世紀の半ば頃、それまでダンスのための伴奏音楽であったタンゴにジャズやクラシックの要素を導入し鑑賞用の音楽へと変貌させた異端児がおりました。アストル・ピアソラがその人です。
初めて黒田亜樹さん(以降アキさん)とお会いしたとき彼女はステージでピアソラを弾いていました。
鍵盤に叩きつけられるブロックコードが観客の心をえぐるたび、僕はアキさんが平凡なクラシックピアニストの範疇に収まる人ではない感を強めていきました。
今回アキさんが取り上げた「タルカス」を作曲したキース・エマーソンはロックキーボード奏者として有名ですがヒナステラやヤナーチェックといった民族色の強い作曲家の作品を編曲、演奏したかと思えばオスカー・ピーターソンとジャズを演奏したりピアノ協奏曲を発表したりするこれもまたロック界の異端児であります。
異端児の作品を好んで演奏するアキさん、それははからずも彼女自身がクラシック界の異端児であることを証明しているのかもしれません。しかしいつも朗らかに笑いながらお喋りを続ける彼女には異端の影はみじんも見当たらない。仮にピアソラやエマーソンを選んだ理由を本人に問いただしたところで「だってやりたかったんだもん」とあっけらかんとそう答えることでしょう。
そしてそのシンプルな答えこそが表現者が表現をする際のもっとも大きな原動力であるような気がします。

植松伸夫』
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黒田亜樹&神田佳子 タルカスデュオバージョンもご覧ください!



by kuroakinet | 2019-06-05 08:13