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7ヶ月ぶりのミラノより

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ミラノに戻り、静かに隔離期間を過ごしています。
3月ミラノの都市封鎖直前、慌てて帰国をしてから早7か月・・・十数年ぶりに長い期間日本で過ごしました。滞在中お力を貸してくださった皆様ありがとうございました。


3月には刻一刻とかわる規制のなかでどこで足止めになるかと冷や冷やしながらミラノからトリノに脱出、トリノ、ローマ、成田とアリタリア便で決死の帰国でしたが、私たちのフライト間もなくアリタリア便は日本とイタリア間で休止したままです。

年間多い時で10往復ほど、家族3人合わせると毎年20往復くらい、生徒や派遣事業あわせると30回40回と年間お世話になっているアリタリア航空。CAさんなどにも顔見知りが沢山できてしまって、空港ラウンジはマイ食堂。最近では仲間意識まで芽生え、もはやアリタリアのために働ているような錯覚すら持っていましただからできればアリタリアでミラノに戻りたかったんだけれど・・

年内は日本⇔イタリア間は復活しないということがわかったので、日本国空とエアフランスでパリ経由ミラノ戻りを新たに手に入れました。7か月ぶりに飛ぶぞーと荷造りに本腰いれたフライト3日前、フランスからイタリアの入国にPCR検査必須との発令があり、超慌てて調べまくり!!

「どこよりも早い!どこよりも安いPCR検査!!」なんていう広告をさがしあて105.pngコロナもこんなに気軽なものになっちゃったの106.png?とびっくりしながらオンライン予約して、陰性の英文証明書を抱えてフライトに臨みました。

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↑こんなのやらこんなのやら↓ 回数券なども見つけました・・・色々とこれからの新手のサービスが増えそう・・・・
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久しぶりに乗る日本航空。
羽田国際線ターミナルでは大変大変丁寧に乗り継ぎ時の制約などを調べてくださって感動しました。そして国際線は人が少ないというのにラウンジもしっかり運営されていてまた感動。その昔JALミラノ便があった時にめちゃくちゃお世話になったのですが、そのおかげでグローバルクラブ永久会員113.png今回これが役に立ちましてラウンジ名物特製カレー🍛を頂きながら、外をみると、空港で飛ぶ予定もなく駐機されている飛行機たちが寂しそうでした。✈️
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やれPCR検査だ、やれ申請書にサインだ!などいろいろあったのでフライト前は緊張していましたが、さすがのJALさまの手厚いもてなし。機内食もモスバーガーとのコラボタコライスとか、ハーゲンダッツのアイスクリームとかお洒落で、コロナ禍フライトの緊張も和らぎあっという間にパリについてしまいました。

フランスは欧州でも感染者増大が特に激しいということで、これまたちょっと緊張のトランジットでしたが静かな空港、密になることもなく。スムーズに乗り継ぎ。機内で申請書を提出して終わり。なんとパリでもミラノでも例の英文陰性証明書は提出の必要なし。ああ、あの「どこよりも早い安いPCR!」みつけて大慌てで駆け込んだのは何だったのか??

7か月ぶりのフライトで緊張しましたが、特に何ということもなくミラノ到着、荷物もすんなり出てきて、いつもお世話になっているハイヤードライバーさんに空港まで迎えに来ていただいて無事にミラノ自宅に。
ミラノに3週間前に先に戻っていた夫と息子と距離をとりつつ、隔離待機生活も半分過ぎました。陰性証明書があっても隔離、という矛盾は感じますが、これで家族が感染したら隔離を守らなかった不届きものとされてしまうので、学校に通ったり、仕事に出かけている夫と息子とは距離をとって過ごしています。

9月、10月、11月とイタリアでいろいろコンサートやら審査やら、マスタークラスがあったのですがそれも全部流れてしまいました。今は次なる録音録画の準備をした、生徒たちとオンラインレッスンをしたり、原稿を書いたり。これまでのような気ままな旅烏生活はもう戻ってこないかもしれない。私はそれでもやりたいことがいろいろあるからいいのですが行動範囲がうんと狭くなってしまった子供たち、希望にあふれているはずの若者にどう道を照らしてあげたらいいのか。
しかし私たち世代が心配するまでもなく、彼らは彼らのやり方で、きっとこの状況を変えるんだろうなとも思ったり。

というわけで隔離中のミラノから帰宅報告。。。時々このまま沈没してしまいそうになるのですが、こんな状況になるとは知る由もない昨年、勢いに満ち満ちて録音した新譜が、ようやくイタリアフランスアメリカギリシャスペイン等の凄腕チームの総力結集して仕上がり、日本にも入荷間もないそうです。
ですので一度こちら帰宅の日記を終えたら新譜のご案内をまた書きますね。何しろ時間だけはあるので(買い物にも行けないし、家事もさせてもらえないので)いろいろとここ数日は書き続ける予定です。

何卒宜しくお願いいたします・・・・



クロアキ

おまけ・・・息子の就学の関係で約半年北陸地方で生活していましたが、立山のふもとからあんな作品こんな作品も作りましたので貼っておきます!今となってはこれもうんと昔にように感じますねえ・・・・










# by kuroakinet | 2020-10-02 23:13 | ミラノ日記

カルボナーレツアー中止

明日から始まる予定でしたアレッサンドロ・カルボナーレ日本ツアーは新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から全て中止となりました。諸事情あお知らせが遅くなり申し訳ありません。
チケットの払い戻し等は各主催にお問い合わせください。よろしくお願い致します。

# by kuroakinet | 2020-03-25 23:51

帰国から一週間経ちました・・・


3/23チェリスト水谷川優子さんとの紀尾井サロンの公演は 8/25に延期となりました。チケットの変更や払い戻しご質問等は問い合わせ先にご連絡くださいますよう宜しくお願い申し上げます。

優子さんも私も、国際線を近距離バスのように気楽に乗りながら生活してきたので、今の世界の状況は演奏活動のみならず、日常生活にそのまま降りかかってくることですが、相談しながら5月以降二人での新譜発売やコンサートに向かって進みたいとおもいます。またお知らせいたします。

イタリアが誇るクラリネットの名手、アレッサンドロ・カルボナーレ氏の来日公演については、3月31日の関西フィルのコンチェルト、その後の私が共演するリサイタル、4月1日宗次ホール 4月2日フィリアホール、4月3日日経ホール共に、現在来日の方向で動いているとのことです。カルボナーレ氏は南イタリア在住なので僕は日本への入国制限もないので大丈夫、と豪語しています。とはいえ毎日刻々と世界の対応が猛スピードで変わる状況で、今は私も展開を見守るしかありません。イタリアで自宅待機中の彼はエネルギー有り余って毎日アドリブを練習しているようですが。アレサンドロがもし元気に来日していつものスーパープレイを披露したら、皆さんのイタリアへのイメージも変わるのだろうか・・・とはいえ、今の状況はとんでもなく厳しいですよね。ともかく私は何でも弾けるようにあれこれさらいながら待機します。いつも彼は直前に平気で演目を変えてきますから。彼が来日したら真っ先にお知らせします。

日本のニュースや番組では安易にイタリアの医療事情を悪く言う内容が目につき、何の為の報道なのかと辛くなります。私自身はイタリアで出産や子供の大病時入院生活を経験しましたが、過度なサービスは一切なく、必要な事を徹底的に進めていく先生方に感謝の思い出しかありません。
一昨日はイタリア全国で皆が時間を決めてバルコニーから医師や看護婦に拍手をしていましたが、私も同じ時間に日本から拍手を送りました。ピークは数日後と見解がでていました。どうかみんな踏ん張ってほしい。
コロナを皆必死で食い止めようとしているのは、発症したら隔離される感染症であり、家族が重症になっても一切見舞うこともできず、最後に抱きしめて見送ることもできないからです。家族を愛し年配の方々を敬うイタリア人にとって、このことが本当に心の痛みになっているのです。日本の皆さんも今のヨーロッパ各国のとんでもない感染のスピードと対応を参考にしていただきたいです。

私の帰国自主的隔離生活は二週間目に入りました。あと一週間静かにこもって過ごします。(各地から色々な名産品が宅配で届き、息子も目をぱちくり!有難うございます。涙目でいただいています。ごちそうさま!)


# by kuroakinet | 2020-03-16 22:18

帰国ご報告&三月中の講座中止のお知らせ

お知らせ

三月第一週のイベント中止につづきまして
以下のピティナ講座も全て中止となりました。
3月13日巣鴨
3月15日山梨
3月19日新潟
3月28日米子
3月30日大阪

3月8日に北部イタリアが封鎖、続いて現在イタリア全土が封鎖措置となっています。
封鎖前日に万一に備えロンバルディアから移動開始、封鎖決定直後に息子と留学中の愛弟子数人と共に日本帰国便に飛び乗りました。ニュースに正確な情報が足りず、どのような封鎖なのかもわからず右往左往しながら移動、混乱しましたがら皆無事で健康状態も問題ありません。情報に敏感になりすぎても鈍感すぎてもいけませんね。
まずは二週間自宅待機をいたします。
杉山はミラノに教職もありますので、あちらに残りました。

日本でもイタリアの状況が様々な形で報道されており、皆さんに心配をかけていますので帰国のご報告まで。
自主的待機期間が終わりましたらお目にかかれると思います。

ミラノにいる友人仲間、杉山も含め外出を控えながらも普通に生活しています。封鎖といってもかなり広い地区でその中では動けますし生活に支障はありません。

私は今回の大規模な突然の封鎖がどのような法的な対応をするのか見えなかったので慌てて動きましたが、これから外務省も動くはずですし、ミラノから帰国希望の方は順に帰国できるはずです。

イタリア北部の死亡者の日毎の数字には緊張が増しますが、医療崩壊というフェイクニュースにイタリアの病院が否定のビデオをニュースで発表したりしています。最善を尽くしていると思います。

北イタリアは高齢社会ですから。日本のご高齢の方、疾患のあるかたに安心して生活していただくために、私も自主謹慎期間のみならずその後もしばらく動きを控えよう、と今回のことで思いを強くしています。
いましばらくは夫はミラノから私は東京から、オンラインレッスンや、日頃できない細かな作業をすすめます。

講座関係は全てなくなりましたが、三月後半のコンサート4月頭のコンサートについては検討中とうかがっています。またお知らせいたします。

# by kuroakinet | 2020-03-12 10:08

三月後半〜四月の公演予定

これまでに3月頭から21日まで帰国予定だったすべてのイベントが中止となりました。先週の日伊の政府発表の流れで急遽帰国延期しましたが、ミラノの息子の学校も夫の勤務先も学校閉鎖ですから、皆に数時間おきにテレビでイタリアのニュースを見ながら、インターネットで日本のニュースをチェックする生活も2週目半ばです。
特にミラノ近郊は、緊張感のある厳しいニュースばかり飛び込んできますが、
ベルリンの盟友水谷川優子さんも、ローマのカルボナーレも、月末に会おう!と帰国公演を前向きに考えてくれているので、下記の公演は予定通り行う方向で一同動いています。
ざっとチラシをならべて貼ってみたら優子ちゃんとアレッサンドロの眼力にエネルギーをもらえる気がしてきました。


いろいろな情報に時に混乱しますが、毎日手洗い、うがいをして、よく寝てちゃんと食べて、大人数で密集するのはしばし控え、
感染ピークをなだらかにすべく、協力しあいましょうね。
数週間後には皆様とともに(もしかしたら色々な工夫をしながらかもしれませんが)
音を楽しめる世の中でありますように。




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3月27日の米子PTNA課題曲セミナーおよび
30日のヤマハミュージック難波店PTNA課題曲セミナーも開催予定で進行しております

# by kuroakinet | 2020-03-04 01:38